ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■舌打ち合わせ
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今日もわりと早めの帰宅。

家に着いて暗い寝室を覗いてみると

「チッ。あと5分で寝たのに…」

暗闇の中から嫁の恨み言が聞こえた。こえー!息子・タク(4才)は寝てしまっていたが、ちょうど娘・R(6才)を寝かしつけるところだったようである。

てかマジむかつくんですけド。せっかくぉ給料日だから今月のぉカネおろして来て渡そっかなぁってタイミングに舌打ちなんてヒドス。アタシ的には喜んではもらっても舌打ちされる覚えはナイ。亭主元気で留守がイイってか?子供寝るまで帰ってくんなってか?

おかしくない?ありえなくない?なくなくなくなくなーい?もぉとりま犯すし。ガッツンガッツン犯すし。

…と思わずギャル文体になってしまうほど怒りが湧いてきたので

「帰りざま舌打ちはないだろ。ひどいなあ」

Rの前で感情を顕わにするのはよろしくない。とっとと隣の部屋に籠ってでオネイニーでもすることにした。怒りのリビドォを全てみだらな動画にぶちこんでやりますことよ!

みだらな動画を用意し、どれにしようかなとセレクション。小生の愚息は既にエレクチオン。着々とスタンバイにとりかかる。小生の愚息もスタンドバイミー…といったところで

「ぐわらっ」

いきなりフスマ全開で嫁が入って来た。日頃鍛えられたものっすごい反射神経で画面を消す。うををををびっくりした。まだ愚息を出してなくてよかった。

「…なんスか?」

舌打ちするほど邪魔な夫に何の御用でございやしょう、と嫁にへつらったら

「Rがパパと寝たいってさ」

ふてくされた顔で言いおった。見よ。娘は僕を待っている。

「パパー」

Rはポヨーンとした眠そうな顔で待っていた。

「今日は何をしたのかな?」

「きょうはママのお友達が来たんだよ…」

などと少し話してRは眠りに落ちていった。可愛いなあ。

娘の後は嫁。舌打ちの制裁として、みだらなソロ行為を中断され行き場を失ってしまったリビドォを嫁に向けてやろうかしら、と思った。

しかし振り返ると嫁の背中が怖い。先程僕が吐き捨てたがまだ胸に刺さっているのであろうか。長年の付き合いの経験から察し、おいそれと近付けないことが分かった。

もし強引に押し倒そうとしたら舌打ちどころかメッタ打ちである。

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11月27日(金)
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