ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■年賀状で常楽我浄
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地元栃木に帰郷中。

近くのだだっ広い公園で娘・R(6才)と息子・タク(4才)を遊ばせていた。

景色がよく、抜けるような青空(ヌけるようなAVではない)だったので

「ここで年賀状用の写真撮ろうよ」

と嫁が言った。我が家の年賀状は一家4人揃った写真を送り付けるという多少ウザい仕様になっている。僕はあんまり好きではないのだが嫁がそう言って聞かない。同行した母に撮ってもらうのだ。

「このへんがいいよね」

適当な場所を選んで母にカメラを渡そうとすると

「Rちゃんが撮ってあげる」

Rがカメラを構えたくてしょうがない様子。

「えー。君も写らないと意味がないんだけど…」

と言うと

「じゃあパパとおばあちゃん撮ってあげる」

というわけでこの年になって母とツーショットを撮られてしまった。ツーショットって言葉、懐かしいなあ…。

「じゃ、お母さん頼みます」

Rの気が済んだので母にカメラを渡そうとすると

「たっくんもやりたあい」

タクも写真を撮りたいのだとダダをこねた。

「もーしょうがないなあ…」

Rにだけやらせてタクにやらせないんじゃ可愛そうだとカメラを渡そうとしたら

「いい加減にしなさい!」

さっきから待ってイライラしていた嫁が切れた。メンス中(英語で言うとメンシング)の嫁はこえーよー。

「ぶわああああああ」

怒られて大泣きしてしまったタク。こんな状態で年賀状の写真も何もないもんだ…とし

「じゃあ早く撮りなさい」

タクに何枚か撮らせてようやく家族写真撮影開始。

「あのさ、あなたが空を指差してさ、みんなが大空を見上げている写真っていうのはどう?」

「えー」

そんな選挙とか宗教とか自衛隊員募集みたいなクサい写真やだよう…と思ったがメンシング嫁に逆らうのは得策ではないと思い、そのようにした。

「どう?」

母が撮った後、プレビュー画面を見てみたら、なんかみんな口が半開きで単にUFOを発見した人々みたいな写真になっていた。

「…普通でいいよ」

結局ごくごく普通の、ボケた我らのツラが写った画像となった。

ピンぼけところか大ボケである。

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11月24日(火)
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