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エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■さーるがくーそにすーべった。
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娘・R(6才)と息子・タク(4才)が寝る前に、本を読んで聞かせることがある。

「おはなし366日」みたいな本があり、10月26日は何々のお話、というふうに1日1話ずつ用意されているのである。1話につき1〜2ページ程度の長さで、どんな話しかというと

「その時トムが言ったのさ」

といったアメリカンジョーク集みたいなものではなく、

「小三郎はトメ子の潤った茂みに…」

といった官能小説集でもなく、基本的には昔話が多い。

「パパ、きょうのお話はさるかにかっせんだよ!」

Rとタクは既に今日読んでもらう話が何かを事前にチェック済みだ。特に猿蟹合戦のようなメジャーどころの昔話だと読む前からテンションが高い。

「じゃあ始めますよ〜」

Rとタクは本にかぶりつく。猿蟹合戦はもう僕がまんが日本昔話の常田富士男ばりの語り口で何度も聞かせてやっているのだが、それでも楽しみらしい。

むかしむかし、猿がうまいこと蟹のおむすびを柿の種と強引にトレードし、蟹は素直に種をビッグな柿の木になるまで育てるが、蟹が木に登れないことをいいことに猿が美味しい実を独り占めし、まだ青くて固い実を蟹にぶっつける。

猿のひどい仕打ちに憤った蟹の仲間達が立ち上がるのだが…ここで僕もRもタクも違和感を覚えた。

「牛のうんちがいないよ!」

「うんち、いない!」

Rとタクが二人そろって叫ぶ。そうなのだ。この本の猿蟹合戦には牛の糞が出てこないのだ。本来、猿をやっつけるくだりは、囲炉裏で栗がはじけて猿を攻撃、熱くて水瓶に逃げたところを蜂が一刺し、たまらず外へ出たところで牛の糞に滑って転び、そこに臼がズドーン、でフィニッシュなのだが、牛の糞とその役割が一切省かれているのである。一体どうしたというのだろう。どうしたの、うん、ちがでたの。なんてね。

牛の糞は臼のフィニッシュに繋げる重要な役割を担っているというのに。巨人で言えば越智である。抑えの守護神臼どんに繋げるための貴重な中継ぎである。中継ぎ陣なしに今年の巨人の優勝はなかった!

えーと、何の話だったか。あ、牛の糞である。汚いという理由だけで存在そのものを抹殺されてしまったのだろうか。牛の糞にとってはまさに糞だり蹴ったり。なんてね。

でも理由はそれしか思い浮かばない。確かにうんこを思いっきり踏んづけるところを想像するのはビジュアル的にキツいが…。

あと確か僕が聞かされていたバージョンだと猿は臼に踏み潰されて死ぬるのであるが、この本の猿はわりとタフで生きていて、みんなに詫びを入れた後、仲良く柿を食べましたとさ、というハッピーエンドになっている。

時代と共に昔話もマイルドになっているということなのだろう。僕もまあ殺さなくてもいいんじゃないかと思うのでよい。でも牛の糞はかわいそうだな…。

「ま、お話にもいろんなバージョンがあるんだよ」

ということでRとタクにはそう締め括って寝させた。寝させた後は嫁が相手してくれないので猥褻ビデオの鑑賞である。

はーやく乳出せエロビデオ。出さぬとテープをちょん切るぞ。

今時VHSかよとか言わないでー。

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10月27日(火)
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