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エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■嬉し恐ろし朝帰り
←昨年夏から夫に勧められてクリックを…

「WIRE」というテクノミュージックのレイヴパーティーに行って来た。レイプパーティーではない。
僕はテクノ好きなので、子供がいなかった頃はよくクラブやこのようなレイヴに行ったものだが、さすがに所帯を持つと夜通しフィーバーみたいなことは出来ない。しかしこのWIREだけは9年前から毎年行っているイベントであり、年1回この機会のみテクノの爆音を思う存分浴びて汗だくで踊りまくる許可を嫁からもらっている。
現地・横浜アリーナで、毎年一緒に遊んでいるちあきちゃんとフジモリ君という友達の女の子ふたりと合流することになっていた。晩飯を食べ終わった後に出掛けようとすると
「ねーどこ行くの?」
娘・R(6才)のチェックが厳しい(息子・タク(3才)は寝てしまった)。
「ちょっとお出かけするよ。朝帰ってくるよ」
「誰と行くの?」
「ちあきちゃんって覚えてるか?去年ハロウィンパレードで一緒だった…」
「おぼえてるー」
「お土産買ってくるからごめんなー」
後ろ髪引かれる気持ちで横浜アリーナへ。ここでちあきちゃんとフジモリ君と落ち合った。フロアは例年と比べると人が全然少なくて
「これってのりP効果ですかねー」
レイヴにはどうしてもドラッグのイメージが付きまとう。これもそのせいじゃないか…とか話していたら、どこからか何かを燃やす臭いが漂って来…これってマリファ…ああああ、ダメ!ゼッタイ!
それでもフロア内はズンドコズンドコとテクノの爆音が響き渡り、徐々に人出と熱気が増し、0時になるとWIREのレジデントDJ・石野卓球がDJブースに現われ、ひとつのピークを迎えた。
卓球さんはプレイ中、ネタなのか時々場違いなマイケルジャクソンの「ビリージーン」をかける時がある。今日も「Beat It」のイントロが流れ出し、なんだかなーと思っていたが、フロアの大画面には

と映っており、どうやらマイコーの誕生日だったようだ。
毎年いつものパターンだと、午前2時頃になると
「僕、おねむ〜」
となりダレてきて適当に寝てたりするのだが、今年は0時過ぎから各DJのプレイがもの凄く、殆ど寝ないままテンションが上がりまくりで、気が付くともう朝5時になっていた。やはりこの時間帯になるとさすがに眠いなあ…と眠気を堪えつつ踊っていたら
「ちょっと、かじりんさん!」
ちあきちゃんとフジモリ君に肩を揺すぶられてハッとなった。どうやら眠ったまま立っていたらしい。まさかこんなところで自分が弁慶の立ち往生をするとは思わなかった。
若い女の子ふたりはまだ踊っていたが、僕は体力の限界・気力もなくなり…と千代の富士状態になり、フロアを離れロビーの壁にもたれかかって真っ白になったあしたのジョーのように燃え尽きて寝ていたら、やがてちあきちゃんからも
「疲れました…」
とメールが入り、帰ることにした。もう朝の6時半。とっくに外は明るくなっていた。
「じゃあオツカレ…」
3人とも駅まで重い足を引き摺り、ちあきちゃんとは新横浜の駅で、フジモリ君とは菊名の駅で別れた。家に帰ると子供達はプリキュアを観ており、僕が家に入るなり
「パパ帰って来たー!」
嫁によると、Rもタクも朝起きるなり「パパ何してるかな」とずっと言っていたという。すまんね。僕の年1のワガママで…。
しかもRからのお手紙が机の上に置かれており、そこには
「パパへ
ちあきちゃんとなにした?
ごはんたべにいった?
それともどこかいった?
Rより」
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08月31日(月)
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