ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■続・オヤジな海
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昨日の海水浴日記の続き。

砂浜で貝殻を集めていたらもうお昼時になってしまったので海の家で昼飯を食らう。

R
チャーハン好きR。

タク
既に眠そうなタク。タクはもうこの頃から体は眠いが頭は遊びたいというアンビバレント状態で頭がバグってハニーになっており、海を見つめながら

「うらしまたろういるかな〜。カメをいじめてるのがうらしまたろうだよね」

とかブツブツ呟いていた。多分いないし。話違うし。

お腹が膨れたところで海遊び再開。貝殻はもう充分採れたので、じゃあ泳ぐべ、とRとタクを誘ったら

「Rちゃん、海入らない」

「たっくんもお砂で遊ぶ」

ふたりとも全然食い付かない。どうして?と聞くと

「みずがしょっぱいから。あと波が嫌い」

と言う。ふっ。世間の荒波の方が厳しいし、人生の方がしょっぱいんだぜ…とか言っても幼児には通用せぬ話。Rなどは更に

「Rちゃん、海と砂浜が嫌い」

生命の起源を全否定する有様。

それでも波打ち際に徐々に誘導し、僕が水の中に入って泳いだりして

「ほら、楽しいよ。な、ちょっとだけでもいいから」

ほら、気持ちいいよ。ちょっとだけでもいいから…夜中、嫁に同じことをしているような気がする誘いかけをし続けると、ようやくタクが浮き輪を持って泳ぎ始めた。

Rもようやく嫁と海の中に入っていった…と思ったら

「もういい」

ものの10分で戻って来た。カラスの行水か。ま、強要してトラウマになるのもイヤなので、あとは好きに遊ばせた。

タク
ゲッツなタク。何故この場所、このタイミングでダンディ…。

R
波をジャンプで避けたら勝ち、というひとり遊びをするR。この後余裕ぶっこいて寝そべっていたら、大波をくらって泣きついてきた。

僕はというと暑さから逃げるため波打ち際で海水に浸かっていた。すると嫁がケータイ片手に近付いてきて、僕を撮るではないか。子供達と一緒にいるとき以外で僕単品の姿を嫁にケータイで撮られたのは初めてのような気がする。

「え、なんで撮るの?」

今更「待受にするのラブラブー」とか絶対ほざいたりはしないので不審に思ったのだが

「えー…なんとなく…」

単なる気紛れなのかもしれない。しかしよりによって土左衛門みたいな状態を撮らなくてもいいのに…。

なんだかんだ言って全力で遊んでいるうちに、あっという間に帰る時間となった。帰りも湘南新宿ラインで全員ぐったりと座る。

「ねえあなた」

「なんだ嫁」

「さっきの写真、やっぱ消していい?いらないから」

「速攻で消すぐらいなら最初から撮らないでもらおうか!」

なんなんだよもう。わりと傷付くぞそれ。電車の中でみっともない痴話喧嘩。

災難顰蹙ラインである。

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08月24日(月)
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