ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■すごろく語録
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朝起きると、既に子供達は目覚めていた。

「パパ、すごろくやろ」

起き抜けに娘・R(6才)と息子・タク(3才)が僕を誘う。えー。朝イチですごろくっすか。Rとタクは最近生まれて初めてすごろくを手に入れたため、ちょっとしたブームとなっているのだ。

「じゃあ、まあ、1回だけ…」

幸い今朝はみんな早起きなので時間がある。少し相手になってやろうと腰を据えた。

「パパ、さいしょはじゃんけんするんだよ」

「あ?ああ、順番を決めるんだね」

最初はグー。じゃんけんポン。僕の勝ちである。

「いえーい、パパがいちばーん」

「やだ!Rちゃんが先!」

「たっくんも!」

じゃんけんの意味ないじゃん…。そんなわけでR、タク、僕の順でスタート。駒を進めるウチに、マスのところどころでイベントが発生する。早口言葉が言えたらひとマス進む。目をつぶって10秒片足立ちできたらひとマス進む隣とにらめっこして勝ったらひとマス進む…。

結構朝からヘビーだなあ。朝イチでアッチョンブリケはキツイなあ…と僕はテンション低めであったが、

「あかまきがみあおまきがみきまきがみ!」

「にーらめっこしましょ、あっぷっぷ!」

Rとタクは本気で盛り上がっていた。結局激闘の末、Rが勝利となった。もう僕は仕事に行く支度をしなければならぬ…と着替えるためにふたりから離れようとしたところ

「パパ、今日もお仕事なの?」

とRが呼び止めた。

「うん。そうだよ」

と答えると

「よかった。今日は遊べて。Rちゃんが早起きすればいいんだね」

…なんだかジーンとするようなことを言うではないか。普段はRとタクの起きる時間がもっと遅かったり、逆に僕が遅かったりで遊んでいるヒマがない。時々

「あそぼ」

と言われるのだが

「時間ないからごめんねー」

と慌ただしく断ってしまうことが殆どである。でも、本当はいつでも僕と遊びたいんだね…。うちの子は聞き分けがよいのでうるさくおねだりはしない。だから本当に望んでいることに気付かないことがあるんだなあ…となんだかしみじみしてしまった。

「よし、明日からみんな早起きしよう」

朝は元気よくガバッと起きるのだ。そんでおっはー

ママとパパ お兄さん お姉さん
おじいちゃんも おばちゃん お隣さんも
おっはー おっはー
おっはー おっはー

すごロック。なんつって。

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08月13日(木)
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