ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■アンタ背中が煤けてるぜ
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「ランドセルを買う」

と嫁が言った。娘・R(5才)は今幼稚園年長であり、来年小学生である。ああ、子供の成長というのは早いものだなあ…。

ランドセルを背負ったRを見てみたいけれども、パパパパとベッタリ甘えてくる可愛いRがだんだん僕の元を放れて行ってしまう…という寂しさがある。卒業はしたいけどみんなとは別れたくない、みたいな卒業式の寂しさに似ているような気がする。世の親は子供の成長を見る度にこの感覚を味わっているのだろう。

「でもそれにしちゃ早過ぎないか?」

まだ6月だというのに、あんながさばるモノを今から買っておいたら邪魔である。しかし嫁が言うには

「今バーゲンで安いの!」

ということなので電車で池袋のランドセル屋に向かった。電車を降り、駅のエスカレーターに乗る。すると僕の一段前に乗っていたRがクルリと振り返り、

「ランドセル買うの、とっても楽しみ」

上目遣いでニコッと笑った。あたしゃその笑顔にノックアウトされちまっただよ。子供が全力で楽しみにしている姿。親をやっててよかったと思える瞬間である。

店に着くと、まー色んなランドセルがあるわあるわ。黒、赤、茶色、水色、ピンク…。ランドセルレンジャーが出来るほどの多彩な色。中にはフチの色が違うツートンカラーもある。

「Rちゃんはどの色がいいのかな?」

と聞いてみたのだが…、息子・タク(3才)と店内にあるオモチャに夢中になって遊んでおり、呼んでも来やしない。

「とっても楽しみって言ってたろー!」

あの時の僕の感動を返せ、とばかりに強引にオモチャから引き離し、色を選ばせたら

「これ」

濃い目のピンクがいいと言う。店員に聞くところによると、女の子は赤よりこの系統を選ぶ人が圧倒的に多いそうだ。

R
何種類か背負わせてみた。

タク
まだ早いがタクも。

色は決まったが同じ色系統でもいくつか種類がある。値段も違う。店員に細かいところの説明を聞いてみると、親としてはできるだけよいものを買ってやりたいところだったが、Rが選んだのは一番安いものだった。

「えーこっちにしない?刺繍がカワイイし、モノがいっぱい入るよー」

と説得したのだが

「こっちが軽いから」

Rはどれが軽いか、で選んだようだった。なるほど、クラスで一番小さいRらしい選択だな…と思いそれに決めた。

思い出してみると、僕のランドセルはとても安っぽいものであった。みんな本皮でツルツルピカピカしているのに、僕だけ合成のザラザラ。母が言うには、僕も背が一番小さい方だったので、一番軽いものを選んだのだという。

理由は尤もだが、僕もピカピカのものが欲しかったな…と最後にもう一度店のランドセルたちを眺めながら店を出ると

「パパ、おんぶ」

既に僕にはランドセルより重い背負うものがあったわ!こういうオチかよ!しかし…こうして甘えてくるのも今の内なんだろうな…ランドセル背負う年頃になったらとっととひとりでどっかに行ってしまうのだろう…。

色々なことを考えつつ、Rの重みを感じながら駅まで歩くのであった。

ランドセル 色んな思いが ウチヨセル

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07月01日(水)
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