ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
[5183656hit]

■花見リベンジ。美少女見リベンジ。
昨日出来なかったこと。

1.花見

雨で中止。

2.美少女見

友達の美少女Rちゃんが勤める喫茶店に行ったが
生憎休みだった。

まず、今日こそは晴れていたので嫁と近所の桜並木を満喫。

「キャアアア、団子美味しすぎ〜」

花より団子を地で行く嫁。

「アナタ、食べないの?」

「いや、僕はミタラシ団子は嫌いだから」

「…好き嫌いの多い人ね」

うるさい。自分は風邪で鼻タラシの癖に。
ともかく、嫁は大いに満足していた。
これで昨日出来なかったこと1つ目クリア。
しかし、僕にはまだ次がある。
花より美少女。

Rちゃんに会いに、再び喫茶店に行くのだ。

「…行くかい?」

嫁にそう目配せすると

「…行くんかい」

嫁は腹をくくったようである。

2人で店に行くと…

「いらっしゃい…あっ」

果たしてRちゃんは、いた。
久しぶりに見る顔にドギマギしていたが
Rちゃんはそんなことにおかまいなく

「灰皿…どうする?いる?」

と、聞いてきた。僕はいつもタバコ吸ってるので当然

「え、いるに決まってるじゃん」

そう答えたら

「ひどいっ!嫁ちゃん妊婦なのにっ!」

怒られてしまった。
まるで僕が妊婦の腹を裂いて喜ぶ暴君皇帝のような勢い。
どうせ僕はダメ亭主。

そんなRちゃんに席を案内され、ひと段落していると
嫁がニヤリと笑って言った。

「Rちゃん健気に働いてて可愛いねー」

「ああ、そうだね…」

「どう?アナタの座ってるところからRちゃん見える?」

「いや、実は照れてしまってまともに見れないんだ…」

「はあ?ばっかじゃないの?」

嫁にも怒られた。
まるで僕が女の子とまともに喋れないイカくさ童貞のような勢い。
どうせ僕はダメダメ亭主。

勇気を出してRちゃんの方に視線を移してみる。
やっぱり可愛い可愛い可愛い可愛い…

「アナタ、まるで父親が娘の成長に感動しているみたいな
 顔してるよ…」

嫁の横槍が入った。
…しまった、そうだったのか。
慌てて嫁に視線を戻す。

ふと、嫁のおなかが目に付いた。
服の上からでも段々と膨らみが目立つようになってきた。
こちらも成長しているようだ。

おなかの中の子供の名前は、
RちゃんにちなんでそのまんまRと名付けた。

どちらのRも幸せになって欲しい…と
なんだか本当に目頭が熱くなってきてしまった。

「でもRちゃん、ちょっと太ったかな」

嫁!水を差すなあああ!

04月07日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る