ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■花より花のような美少女。
花見ー!
ラブミー!
キスミー!

というわけで週末の休日、花見をしようと思ったら雨だった。
雨で花は落ちてしまうだろうし、
そうでなくても次の週末には散ってしまっているであろう。
無念。

花の色は 移りにけりないたづらに…
とは小野小町の歌だったか。

花見ができないとあれば、美少女見である。

僕の友達で、僕がたいそう気に入り、目に入れても痛くない
美少女Rちゃんがバイトしている喫茶店に行こうと思った。

その喫茶店の可愛い制服を着て働く可憐な姿は
桜の花よりも美しい。

花よりRじゃー!

そんなわけでRちゃんの喫茶店に行ってみた。
但し、さすがに嫁を放っていくわけにもいかず、
嫁同伴で…。

店に着くと、ウェイトレスは多くいるのだが
肝心のRちゃんが見当たらない。

しばらく探したのだが嫁がしびれを切らせて
店員をとっ捕まえ

「今日Rちゃんはいますか?」

と、聞いた。

「あ、今日はお休みなんですよ」

ズコー!!!

な、なんということだ…。

「アナタ、何でRちゃんが休みじゃないかどうか
 事前に確認しておかなかったのよ!」

嫁が僕を責めた。僕は言いたくなかったが答えた。

「実は、事前にメール入れたんだよ。
 でも返事なかったし…
 電話もかけたんだよ。
 でも不在メッセージばっかりだし…。

「あらら、随分冷たい扱いなのね…ぷぷ」


花の色は 移りにけりないたづらに
死して屍 拾うものなし


(現代語訳:花のように可憐な美少女はいつも気まぐれで
 捕まらない。残された僕はただ一人朽ち果てていくのだなあ。
 それにしても嫁のあざ笑うような視線が痛いことよ)

喫茶店を早々に後にした僕らは腹が減っていた。
そのまま近くのオデン屋に入った。

そこで僕は日本酒をかっくらい、更に空になったオチョコを
涙で満たすことになったのであった…。

花の色は 移りにけりないたづらに
ワカメ 波平 永瀬正敏

(現代語訳:ただの酔っ払い)
04月06日(日)
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