ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ストロベリー スウィーツ フォーエバー。
ずーっと、イチゴパフェが食べたかった。

近所の店で嫁と夕飯を食い終わった帰り道、
デニーズの前を通りかかったら、
「イチゴづくしのデザートなんたら」などと書いてあったので
猫まっしぐら。

僕も嫁もずっといちごパフェを願っていた。
特に嫁は非常に気合が入っていた。

「いらっしゃいませ」と、女性店員が水を運んできた。

「深夜まで働く女性が増えたねえ」

そう嫁が呟いた。既に0時近かったのである。
(そういう嫁だって夜勤があるくせに)

あの女性店員、幾つぐらいだろうか。35才ぐらいか。

イチゴ35。なんつって。

しかしそういうことを嫁に言うと

「あなたのそういう下らないダジャレは胎教によくないし
 九九を間違えて覚えたらどうするの!」

と、怒られそうなので胸の内に秘めておくことにした。

やがて念願の、白蟻の巣のような、ヤケクソ気味にバカ高く
デコレートされたイチゴパフェをキャアキャア感激しながら平らげ、
家に帰った。

嫁はパソコンをいじりだした。
このところつわりがひどくて、それどころじゃなかったはずなのに。

「イチゴ効果」があったのだろうか?

かねてから、嫁はスズメの餌じゃないんだから、ってぐらいの
量しか食べないので僕は不安であった。

しかし今日は夕食をたんまり食べた後、パフェのハシゴである。
しっかり食った。子供にも栄養がたっぷり届いてくれたのだろうか。

嫁のおなかに手を当てて

「イチゴの魂百まで〜」

と、子宮あたりをさすった。あ、しまった。

「あなたのそういう下らないダジャレは胎教によくないし
 諺を間違えて覚えたらどうするの!」

そう怒られる…かと思ったら、
何故か嫁ににへーっと笑われ、そしてキスをされた。

まあいいか。たまには。
山田君の座布団よりは嬉しい。

02月25日(火)
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