ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■厄年で年がバレることに今気づいた。
嫁が厄年らしい。本厄ではないらしい。
前ヤクか後ヤクか、前からでも後ろからでもああんハヤク〜 、
のいずれかであろうが聞き忘れてしまった。
おなかに子供がいることもあり、災厄は出来るだけのことをして
払っておきたいという気持ちは良く分かる。
「厄除けに行ってくるから洗濯物取りこんでおいてね」
嫁はそう言って出かけて行った。
僕も付いて行きたかったが仕事が溜まっていたので
家にカンヅメなのであった。
厄除け…ってそういえば嫁はどこに行くつもりなのだろうか。
「関東の三大師〜佐野厄除け大師」
などという強引に自分を三強に入れてしまった、
言ったもん勝ち〜みたいなCMが正月によく流れる。
やはり「大師」とつくところなのか?
佐野厄除けはウチのイナカのほうであり、遠い。
すると他の「三大師」のどれかに行くのだろうか。
残り二つの「大師」というと…。
川崎大師でしょ、
西新井大師でしょ、
マグマ大使でしょ、
槇田邦彦在シンガポール日本国大使(※)でしょ(誰よ)
あと二つ、と言ってるのに四つも出してどうする。
いつものバカな駄洒落はやめることにして仕事に没頭した。
何時間か…しばらくすると、煮詰まってきたので僕は外に出た。
メシを食ったり気分転換にゲーセンに行ったしたらすぐ日が暮れた。
そろそろ嫁が帰ってくる頃だろう、と思い僕も戻ることにした。
嫁はすでに戻っていた。
「おかえり、災厄は払えたか!」
僕は声をかけたが、返事がない。なにやら機嫌が悪いみたいだ。
何故に…また何か僕がやらかしたのだろうか…。
部屋に入ってから、血の気が引いた。
部屋の中には冷たくなった洗濯物が取り込まれていた。
「アナタ…忘れたね」
後ろから嫁の呟きが。ギャー。
ひょっとして、僕が災厄?
さらに今晩、僕は風邪を引いて熱を出してしまった。
妊娠中の嫁に伝染させないように、別室でさびしく寝ることにする。
災厄どころか、最悪…。
(※)槇田邦彦氏:
昭和19年3月3日生
昭和43年3月東京大学法学部卒業(だから、誰)
02月03日(月)
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