ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■どこです?ここっす。
「あーRもブロッコリー食べたかったのに!」

横からRが口を挟んできたが

「君のハンバーグにも付け合せのブロッコリーあるじゃん」

「あ、ほんとだ」

と、てへぺろ。そんな感じでガヤガヤと食べていたのであるが、食事も終盤に差し掛かると

「あらー、やっぱり半ライスでよかったかな…」

Rもタクもライスを残してしまっていた。

「もう食べられない?」

「おなかいっぱいだよう」

「ていうかR、お前ブロッコリー残してるじゃないか!食べたかったんじゃないのか!」

「てへ」

Rよ、てへぺろが通じるのは父、もしくは父以上にお前を溺愛する男だけだと思え。結局余ったライスは僕のリゾットにぶちこまれた。せっかくの十三穀米リゾットが白米ミックスに。ヘルシーでもなんでもなく単なるドカ飯になってしまった。

みんな食べ終わったのでそろそろマンゴーパフェをお願いしますと頼んだところ、おじさんの店員さんが運んで来て、

「いやーマンゴーが大きすぎて、はみ出てるんですよー」

すんごい陽気に笑って去って行った。おっさんが「マンゴがはみ出てる」とか言っちゃダメだろ。

マンゴーパフェ
しかし確かに大きいのでつい撮ってしまった。

「ほれ、マンゴーパフェを食べる君たちも撮ってやろう」

とRとタクにスマホを向けたところ、お年頃になったのか最近急激に写真を撮らせてくれないことが多くなったRから

「いや!」

思いっきり拒絶されてしまった。

君達急に、パパ嫌、マンゴーだねー…。

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04月21日(火)
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