ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■JY: 高円宮杯 全国大会 ジェフユナイテッド市原舞浜戦
 詳細は、こちらからどうぞ→ぽけっとエスパルス

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03年12月13日14:00開始 名古屋市港サッカー場
 高円宮杯 第15回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会
 対 ジェフユナイテッド市原ジュニアユース舞浜 ※35分ハーフ

▼布陣
−−−−−−町田− 山崎竜 −−−−−

− 杉山和 −−−−−−−−−小泉−−

−−−−−−長沢−−神田−−−−−−

− 桑原卓 −岩本−−渥美− 桑原彬 −

−−−−−−− 山崎晃 −−−−−−−

控え:吉田、佐野、池田、田村、小出、滝戸、望月雄
交代:後半28分:山崎竜→滝戸 (そのままFWに)
   後半31分:杉山和→小出 (そのまま左MFに)
   後半34分:長沢 →望月雄(滝戸をボランチ、望月をFWへ)

ジェフユナイテッド市原ジュニアユース舞浜:

−−−−−−松尾−−大西−−−−−−

−−−−得平−−酒本− 佐藤岳 −−−

−−−−−−− 星野優 −−−−−−−

−−金子−−岩澤− 星野剛 −蓮沼−−

−−−−−−−−河上−−−−−−−−

控え:瀧本、柿内、子安、中島、三浦、小井土、石福
交代:後半00分:金子→中島、得平→柿内、松尾→石橋、後半13分:佐藤岳→子安
   後半30分:酒本→小井土


▼試合展開
 夏は準決勝で対戦し、0−0のまま、PK戦4−5で、清水が敗れた。押し気味に進めながら、次第に焦りから主導権を奪われていった試合であった。ジュビロカップも含めてPK戦で対舞浜2連敗中の清水、最後のリベンジの機会である。
 しかし、静岡県ジュニアユースリーグ(中部地域)という大会に、静学・清商・清水東など県内有力高の1年生チームと共に参加している清水は、神田や杉山和の台頭など貴重な経験を積んだ一方、U-15代表歴のある池田・佐野が負傷してしまう。2人はアップにも参加し、ベンチ入りもしたが、先発からは外れ、本来はSBの166cm渥美をCBで起用する苦しい布陣に。また夏の対戦では出場停止や怪我人がいたため、先発は大きく5人が入れ替わることになった。他方の舞浜は、夏に出場停止だった正GK格の河上へと代わった以外は、変化無し。とはいえ、夏の対戦では、控えの瀧本はMVP級の活躍だったのだが。変化か継続か、どちらが勝敗を分けるだろうか。


(左から岩本、長沢、町田、山崎晃、神田、杉和、桑彬、渥美、山崎竜、桑卓、小泉)

[前半]
 10分:小泉と絡みながら中盤中央から突っ掛けた神田が、PA手前からスルーパスを狙うが、これは星野剛が下がりながら跳ね返す。だが、クリアが小さく、しかも星野剛が下がったことでバイタルエリアにスペースが生まれ、自ら拾った神田がスペースに侵入、PA内からシュート。ゴール上部を狙った精密なシュートだったが、これはGK河上がパンチングで反応。そのクリアの次の瞬間、PAの外から小泉が跳び上がってダイレクトで跳ね返す。アクロバティックなボレーが空のゴールに突き刺さり、清水が先制。1−0。


(27分、舞浜は星野剛の左CKをファーで金子が合わせたが、山崎竜が身を挺してブロック)

 総評:慣れない布陣の清水は、立ち上がりは杉山和の単独突破に頼り、様子見の様相だった。だが、神田が豊富な運動量で各所でボールに絡み、丁寧なパスで攻撃に厚みを加えると、徐々に優勢に。その神田が起点となって、先制点が生まれる。その後の清水は、4−2−4とも言える極端な布陣で、大きな守備円で包み込み、プレスの場面では急に円の一部を縮小させ、舞浜の攻撃を封じ込める。攻撃の場面では、4トップの突破と抜け出しに頼る縦に速い展開で、効率的に相手を脅かした。が、2トップが、決定機(PA内で前を向いてフリー)を3、4回は外すという、異常な効率の悪さを示して、追加点を奪えない。舞浜は桑卓のサイドを右SBの蓮沼が狙うが、岩本のカバーリングと渥美の跳ね返しに阻まれ、1−0で前半を折り返した。

市原舞浜      清水エスパルス
5(2) シュート 7(3) ×町田、○神田、◎小泉、○町田、×山崎、×山崎、×長沢
5(1) 右クロス 0(0)

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12月13日(土)
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