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えすぱっ子
by ひかる。
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■選手紹介 1987年度組
 ちなみにJrユースでの基本布陣は、こんな感じ。

ナイキプレミアカップ (中2) :    クラブ選手権 (中3) :

−−−−− 久保田 −中村−−−−−− −−−−−−山本−−中村−−−−−−

−−八木−−−−−−−−−−村松−− −−八木−−−−−−−−−−柴田−−

−−−−−−山本−−堀池−−−−−− −−−−−−池田−−村松−−−−−−

− 高野美−望月大 −石垣−−柴田−− −−佐野− 高野美 −石垣−−堀池−−

−−−−−−−−前田−−−−−−−− −−−−−−−−前田−−−−−−−−

 佐野克彦、池田康彦が2年生。
 中村祐輝が藤枝東、村松翔人が静岡学園、久保田英壮が静岡、堀池翔・望月大嗣が清水東に進んでいる。

 昇格後の布陣は、こちら (高1、高2、高3)


--- トップ昇格 ---
▼山本 真希 1987.08.24生 [176cm/67kg] CH・右SH 「パニ」
  FC島田/大津小SSS (島田・大津小) →清水JY (島田二中) →清水Y (静岡学園高)
  U-20/18代表 (05年)、U-19日本代表 (04年) 、U-16日本代表・U-16NTC・静岡高1選抜 (03年)
  U-15日本選抜・U-17/14NTC・静岡中3選抜 (02年) 、U-14日本選抜・U-14NTC (01年)

 検索エンジンで見つかる多くの「山本真希」という「女の子」は、別人 (笑) 。真希は「マキ」ではなく、「マサキ」と読む。だが、チーム内での呼び名は「パニ」。意味不明の呼び名だが、エスパルスニュース04年9月号で『ミニストップのパニーニ』というキャラクターに似てたらしいです…」と、自ら由来を明らかにしてくれた。でも、それって『ファミマのパニーノ』のことでは…、二重に勘違いしてるぞ (笑) 。試合中は、谷野が「タニ!」と呼ばれるので、実に紛らわしい。
 小学生から地元でノンストップ・ドリブラーとして知られた真希は、Jrユース加入後、中1の冬に高円宮 (U-15) 優勝メンバーとなり、中2ではCBとして定位置を確保。中3では主将に着任、少年団以来のFWに戻って迫力あるドリブルを披露する。一方でユースに合流し、右SHしてクラブ選手権 (U-18) 優勝に貢献した。
 ユース昇格後、蓄積疲労で国体選抜を辞退する危機もあったが、高2になるとU-19/18代表選出、プリンス東海得点ランク2位、トップデビューと、「怪物」は順調に成長を遂げる。高3、ユースでも主将に就任したが、春休みにトップ練習に参加するとそのまま合流し、4月16日の大分戦でJリーグデビュー。一時は週末の試合のみユースに戻っていたが、8月のクラブ選手権欠場を決めると、10月1日プロ契約。正式にユースを卒業した。

 高い基礎筋力と正確な基礎技術が目立つ選手だが、その下地になるのが判断の速さ。ボールを受けてから/奪われてからの超反応は驚異的で、ファーストタッチでマークを外すと直後にパスを送り、奪われると即座にファーストディフェンスに食いつく。加えて、豊富なスタミナと、それを惜しまない精神的な強さがある。こうした基本能力に優れているため、ポジションや出場時間に関係なく、自分の良さを存分に発揮し、流動的なポジショニングが可能なのだ。
 また、的確なインパクトによる、低く強いブレのないロングキックには、見ていて唸らされること必至。高2では決定率30%超、枠内率60%超という威力と精度を兼備したシュートを習得し、ミドルレンジから相手ゴールを撃ち抜いた。反面、調子に乗らせたらボールは出てこず、躍動感溢れるドリブルで一息にゴール前まで突き進む。根性と闘争心に溢れ、高1で国見の選手を吹き飛ばすなど、臆することなく競り合いに強い。
 判断は速いのだが、リズムに強弱を付けるのが苦手で、展開が単調になりがち。浩太や枝村のように、味方の動き出しを促すようなパスや意外性のあるスペースへの動き出し、意図的に「緩」を交えて相手をいなすようなプレーを不得手にしている。あと、意外に短気。我慢できずに飛び込んでしまったり (ユースレベルでは、それで何とかしてしまうが)、過去には遅延行為で警告を出した主審に暴言を吐き、退場させられたことも。


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▼谷野 由紘 1987.04.08生 [170cm/68kg] 右SH・CH 「タニ」

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04月02日(木)
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