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えすぱっ子
by ひかる。
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■選手紹介 1985年度組
ちなみにJrユースでの基本布陣は、こんな感じ。
−−−−−−阿部−−荒田−−−−−−
−−−−−−−−大瀧−−−−−−−−
− 鈴木真 −枝村−−赤星−−滝田−−
−−−−篠田−−高柳−−小林−−−−
−−−−−−−−山本−−−−−−−− ※高円宮杯では風間 (2年) がGKを務めた
滝田哲也・赤星貴文・枝村匠馬・鈴木真司が2年生。
荒田智之が清水東、上記基本布陣にはいないが山梨純平が静岡学園に進んでいる。
昇格後の布陣は、こちら (高3、高2、高1)
--- 清水昇格 ---
▼阿部文一朗 1985.04.02生 [182cm/75kg] FW 「ブン」
六合東SSS/FC島田→清水Jrユース (島田市六合中) →清水ユース (静岡サレジオ高)
二種登録・U-18日本代表・静岡国体少年選抜 (03年)
二種登録・U-17日本代表・U-17NT・静岡高2選抜 (02年)
U-16日本選抜・静岡高1選抜 (01年) U-16日本代表・U-17/14NT (00年)
ブン。アベブン。最終兵器ブン。中3にて中学生の大会に出てたのは反則に近かった。小学生時代から有名な選手で、現/元JリーガーGKとのPK戦で連続成功記録を競うという日テレのTV企画に出場、優勝したことがある。
99年のナイキ杯 (U-14) で、早生まれの杉山浩太・仁科克英と魅了のトライアングルを形成。そのままJrユースでも先発を掴み、中2の3月にはU-16日本代表にも選ばれる。中3では10番を背負い、高柳を余らせる守備的な3バック、そして攻撃は一人で何とかしてしまう阿部に頼る現実的な戦術ながら、高円宮杯で全国制覇を達成した。高体連に流出の噂もあったが無事に昇格、1年生から長沼とエースストライカーの座を激しく争うと、2年生では欠かすことの出来ない前線の核に成長し、クラブ選手権ではマリノスの北野と共に大会得点王に輝き、MVPにも選出されている。高3になって再び10番を背負うと、責任感からか自分のスタイルを見失う姿が見られたが、5月のU-18代表候補合宿で落選したあたりから、吹っ切れたようだ。ユース公式戦10試合連続得点、クラブ選手権3年間通算15得点、高円宮杯得点王 (6点) などの実績を上げ、期待通り昇格まで辿り着いた。
高さ・速さ・強さの三拍子揃った圧倒的な身体能力で、前線を専制するフィジカルキング。運動能力も高く、アクロバティックな飛び込みや、自らの体を大砲の弾丸と化す派手な突っ込みを、披露する。しかし、その脅威はむしろ地上戦で、速さと強さを融合させたゴリゴリドリブル (ゴリブル) は、強引にマークを振り回す。さらに裏に抜ける動きが豊富で、トラップから加速してシュート体勢に入るのが早く、裏を取って爆発力のある両足砲で決めるフィニッシュパターンを確立している。危険な選手なだけにマークは常に厳しく、それ故に消えやすいのが難点だったが、最近はダイレクトプレーの精度が向上、戻ってポストに入ると簡単に捌き、そこからPA内に入り込む動きを多用することで、試合を通してチームの軸になれるようになってきた。
ただ、空中戦は思わぬ脆さも見せる。待ち構えてその場ジャンプで競り勝てるほど、制空力が強いわけでもなく、ボックス内で一瞬だけフリーになるような駆け引きも苦手。阿部の空中戦は、あくまで「飛び込み」なのである。足下の技術も特に優れるわけではないので、地上戦でも待ち構えるのは苦手。そのため、中盤の工夫が無くなったり、同格以上のDFにケアされたりすると、得点どころかポスト役も満足にできなくなることがある。大柄だが、清水では常にゴール向いて勝負するフィニッシャーとして育てられてきたため、ゴールに背を向けてポスト役を任せると、粗が見えることが多い。4月2日生まれのエリートにも関わらず弱気な面があり、シュート本数・枠内率・シュート得点率、全てに高い数字を残しながら、大外しの印象があるのは、簡単な場面で決めきれないところがあるからか。
▼山本 海人 1985.07.10生 [188cm/78kg] GK 「カイト」
清水FC/入江SSS→清水Jrユース (清水市第八中) →清水ユース (静岡学園高)
二種登録・U-18日本代表 (03年) U-18GKキャンプ・静岡高2選抜 (02年)
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04月02日(火)
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