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えすぱっ子
by ひかる。
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■選手紹介 1987年度組
長身かつ闘争心に満ち、凶暴なほどの跳ね返し能力を誇る。絶対の自信があるのか、ボールの落下地点を読んでから遅れて跳び込むのだが、それでも競り勝ち、確認してるから正確にクリアできる。前に出ていく範囲も広い。読みの鋭さは地上戦にも活かされ、エレガントにパスを読んでカット、そこからの展開も早く、正確。前に出て繋ぐ時だけでなく、下がった位置からロングボールを使った組み立ても得手にしている。セットプレーはユース史上空中戦最強、Jユース杯では決勝トーナメント全4試合で得点をあげた (1PK含む)。
ただ、FWコンバート時に課題を残したように、相手を背負うスクリーンに軽はずみな部分がある。FWでは優れた跳躍力で競り勝ちながら、足を入れられてボールを失い、DFでは立派な体格を擁しながら、体を入れ替えられて突破を許した。高1の時の柏・菅沼との対決で見られたとおり、スピードに難があるだけに、相手を抑えて走らせないのが肝要。プロを目指すなら、それが彼に残された最後の宿題だろう。
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▼高野 一也 1987.04.18生 [160cm/54kg] 左右SH
FC島田/六合東SSS→清水JY (六合小) →エスパニョール (バルセロナ日本人学校) →清水Y (静岡サレジオ高)
中1の冬にエスパニョールに移籍したことで、一躍全国的に有名になった一也だが、スペインではテクニックの高さは認められていたが、腰痛も悩まされて先発を掴めなかった。帰国した高1では出場機会を掴めなかったが、高2の春先から右でも左でも使えるサイドアタッカーとして活躍。だが、またも怪我に悩まされ、結局、チームを去っている。
俊足を活かしたスピーディーな突破が、最大の武器。当初からスペイン留学に意欲的などハートが強く、1対1にも1対多数にも、非常に積極的である。当たりも激しいので、160cmという身長にも関わらず、あまり守備に難を感じさせない。また決定力が高く、裏に抜ける動きで得た一瞬の隙を確実にものにするところは、篠田悠同様、海外で激しい競争に揉まれてきた様子を伺わせる。ただ、プレー幅が狭く、突破力も強引に抜き去れるほど絶対的ではないので、時に積極性が仇になって、潰され続けることがある。
--- Jrユース在籍選手 ---
堀池 翔 87.04.18 170/56 清水FC→清水JY →清水小島中→清水東高
村松 翔人 87.05.09 162/50 →静岡学園高
小林 史八 87.05.11 181/61 清水FC/江尻SSS →清水JY→清水商高
鈴木 大将 87.05.19 164/54 清水FC→清水JY →登別大谷高
中村 祐輝 87.06.04 176/64 竜南ファイターズSSS→清水JY (竜南中) →藤枝東高
久保田英壮 87.07.28 175/64 静岡FC/賎機南SSS →清水JY→静岡高、※U-14NTC・静岡中3選抜 (02年)
望月 大嗣 88.--.-- 167/47 清水FC→清水JY →清水東高
坂本 了介 --.--.-- ---/-- 清水FC→清水JY →東海大翔洋高
澤野 進吾 --.--.-- ---/-- 清水FC→清水JY →清水東高
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04月02日(木)
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