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えすぱっ子
by ひかる。
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■選手紹介 1986年度組
 強気で鳴らすドリブラーで、DFの間をすり抜けるような俊足を飛ばす。スペースへ抜けてパスを受ける動きも、自ら持って仕掛けるドリブルもあり、そのどちらもがスピーディー、全力疾走で一生懸命という印象が強く、好感を持てる。サポーターにも「オカチャン」の人気は絶大 (笑)。もともと、Jrユース時代は浩太や大瀧以上に小さかったため (161cm/46kg) 、細かなステップワークを得意とし、マークを外してクロスを上げるのが巧い。あまりロングキックが得意ではないが、クロスは相当練習したのだろう、長短緩急、種類が豊富である。
 ただ、成長期が遅かったこともあり、筋力に乏しくコンタクトに脆い。更に常にスピード全開というプレースタイルもあって、消耗が早く、スタミナ不足が大きな課題になっている。「緩」を苦手とするのは守備でも同様で、安易に相手に飛び込んだり、誘いに乗ってファウルを犯す傾向も。前に向かって走っている時には輝くが、後ろへ押し込まれると弱い。某大学に進学予定である。


▼杉山 雄也 1986.12.30 [184cm/76kg] 左右SB・CB・FW 「ユウヤ」
  清水FC (清水庵原小) →清水Jrユース (清水庵原中) →清水ユース (静岡学園高)

 大きな注目を浴びたことは少ないが、速さと高さを足下の技術を兼ねた無印良品。Jrユース時代から177cmという長身を誇っていたが、意外なほどに競り合いに弱く、不安定なパフォーマンスが続いた。この課題は昇格後も続き、1年目は殆ど出場機会を得ることができず、2年目も定位置を掴むまでには至っていない。飛躍の期待された高3では怪我に泣き、夏に引退してしまった。
 Jrユースの頃は長身なだけで、骨格も筋肉も全く未完成であったが、最近では韓国高校生を相手にしても全く引けを取らない立派な体格を有している。だが、体格に頼らないプレースタイルが何よりの特徴で、長所かつ欠点。この手の大型DFにありがちな鈍重さは無く、スピード豊かな攻め上がりに、足技と体のキレで勝負するドリブル突破まである。足下も確かで、アーリークロスも配備。しかし、体格の活かし方を知らず、大型DFにはガツガツ来られるのが最も嫌がられるのに、彼はどこか消極的。経験不足からかポジショニングの問題でマークを離してしまうことが多々。GKのコーチングが、最も集中する選手の一人である (苦笑) 。


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▼杉崎 太雄 1986.06.15 [174cm/60kg] FW
  ジュビロ沼津スクール (長泉中) →清水ユース (→清水東高)
 2年生の時に長泉中の4×200mリレーメンバーで東海2位、3年生の時には、400M走 52.65で県内5位の記録を持つ、トップアスリート。昇格で名前が判明すると、エスパユースヤクザの間で、どよめきが起こった (笑) 。なかなかプレーを見る機会がなく、筆者ほか一部で、期待感が膨らんでいるらしい。結局、最終学年を前にチームを去り、在学する清水東サッカー部に移籍した。


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04月02日(水)
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