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えすぱっ子
by ひかる。
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■選手紹介 1986年度組
中2の際、怪我がちの海人からポジションを奪い、高円宮杯無失点優勝を飾ったGK。逆に3年夏のクラブ選手権では、怪我から2年生の前田に正GKを譲った。昇格後は結構な数の出場機会を得たが、ユースの速い展開の中、自分のことで精一杯になってしまい、有効なコーチングができない場面が目立った。海人・前田という2人の世代別代表級GKに挟まれた学年ということもあり、高2からフィールドプレーヤーにコンバートされたが、海人が卒業した04年に前田が負傷で長期離脱、再びGKを務めることになった。
低身ながら反射速度に優れた良いフットワークを見せ、とりわけキャッチングの技術は確か。至近距離からミドルレンジまで、シュートに対する反応は素晴らしい。高1の時に主将の浩太に口論を挑むなど (笑)、闘志や負けん気も大きな特長。一方で、守備範囲を限定する慎重な傾向が見られ、とりわけクロスに対する飛び出しは怪しい。プロの視点で捉えた場合、GKとしてサイズの問題は大きいが、フィールドプレーヤーとしては実力的に、まだまだ経験不足である。
▼村越 大三 1986.05.15 [177cm/70kg] CB 「ダイゾー」
清水FC→清水Jrユース→清水ユース (清水工業高)
清水FC時代から著名な選手であり、小6の時には、フランスW杯関連の朝日新聞のインタビューに対し、「2002年は日本代表に入りたい」と答えている (笑) 。当時からCBで、Jrユース時代は守備の要であったが、昇格1年目は不動の高山・渡邊コンビを前に、殆ど出場機会を与えられなかった。高2でも初めから定位置を掴んでいたわけではなかったが、ボランチやSBも含めて攻守に結果を残すことで、徐々に足場を固め、高3序盤戦こそ怪我で欠場したが、その後は不動のDFリーダーとして若いDFラインを統率した。
最大の武器は、気持ちの強さだろう。プレーが荒くなることもあるが、恐れを知らず、ボールに対して体を投げ出す勇気がある。03年、岐阜工戦で頭から相手のタックルに飛び込んで流血、救急車で運ばれたが、2週間後の磐田ユース戦では包帯を巻いてヘディングを繰り返し、見ている方がヒヤヒヤしたほどだ。また運動能力、特にスピード・ジャンプといった瞬発力に優れ、精神的な粘りと相まって、1対1が非常に強い。また、例えミスをしようと常に声を出すことを怠らずに、チームを鼓舞することができる。セットプレーでも、大胆な飛び込みで攻守に貢献。一方、正確なロングフィードの持ち主で、ボールを持てる余裕があれば、速く低く正確な50M超級ロングフィードを通してくる。
ただし、体の入れ方など守備技術の拙さを、ユニフォームを引っ張ったり、テクニカルファウルを犯すなど、マリーシアで補おうとする部分があり、安定感が欠ける。思い切りが良いだけに、逆にフェイントに引っ掛かりやすい傾向もあり、インターセプトの狙いを外して裏を取られることもある。なお、身長177cmについては、一部で詐称の疑いを持たれている (笑) 。某大学進学予定。
▼望月 祐甫 1986.09.11 [175cm/72kg] 右SB
清水FC→清水Jrユース→清水ユース (静岡学園高)
判断と技術で勝負する右のアウトサイダー。飛び出しのタイミングに長け、巧く抜け出して正確なキックでラストプレーに絡む。運動能力は高くないが、落ち着きとテクニックがある。残念ながら3年間、ほどんど出場機会はなかった。
▼岡村総一郎 1986.11.01 [171cm/54kg] 左SH・左SB 「オカムラ」「オカ」
富士根南SSS→清水Jrユース (富士宮富士根南中) →清水ユース (静岡学園高)
00年高円宮優勝メンバーだが、その時は同ポジションに同学年の真司がいたため、試合出場はなし。中3で左SHとして定位置を掴む。昇格後も同じ左SHで交代の切り札的に使われてきたが、定位置を掴んだのはやはり最終学年、同ポジションの真司がFWで固定されてから。しかし、それからは快足を飛ばす切り込み隊長として、主戦を張ってきた。
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04月02日(水)
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