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えすぱっ子
by ひかる。
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■JY: クラブ選手権 静岡県予選 OSADA FC戦
 そのOSADA、正確にフォーメーションを表すと2-4-1-1-2。4バックの後ろに更に2人を余らせ、常に2トップを2人で挟む。SHがいないため、SBがサイドの攻守双方を担当し、一方で中盤は15番が第一ボランチで2番が第2ボランチ。隙あらば2番が2トップと組み、3人でカウンターを狙おうという意図だろう。となれば、清水にとってどこが余るかは明白だ。サイド、特に左サイドで守備の負担のない柴原が、相手9番を完全に押し込み、相手を抜き去り余裕を持って正確なクロスを入れる。12分 (鍋田)、14・18分 (石原)、21分 (鍋田経由で関口)、22分 (山田) とクロスを成功させ、その最初と最後がゴールに繋がった。右からも加藤が一撃必殺のオーバラップを成功させ、3点をリードして折り返す。
 後半も右にポジションを代えた柴原が、変わらず猛威を振るう。だが、後半から関口と代わってFWに入った畑は、クロスを待ち受けるのではなく、中盤でパスワークに参加しながらゴール前に飛び出すタイプ。左サイドで清水第八の4人 (鍋田・畑・成田・青木) と山田が絡み、9分に鍋田のポストから山田のシュート、11分に青木のアーリークロスに鍋田のヘッドと攻めるが、前半ほど柴原の個人突破が得点機に繋がらない。それでも16分、この日冴え渡った2つのプレー…青木のサイドチェンジと柴原の突破からダメ押し。その後、選手交代後の不用意からバックパスミで失点を犯したが、被シュート2で勝利を飾った。


▼個人的好印象選手
柴原 誠 (LH→RH): 平松っぽいと言ったら怒られるか? 超絶技術を有するだけに、身体能力で上回るともう止まらない。
青木 達也 (CH): 緩急長短自在にボールを展開する司令塔。枝村のキック力を持つ杉山浩のような選手に育ってもらいたい。

04月23日(日)
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