ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
[1244811hit]
■東海プリンスリーグ 岐阜工業高校戦
動揺が走ったのは、当然、清水側。緊急投入された影響も合ってか、雄也の対応は1対1でもラインコントロールでもミスが多く、左MF岩田の突破からクロスを幾度も許す。フラットラインも全くオフサイドを奪えず、自然と下がり目になるためにポゼッションでも劣勢に。
14分には、岐阜工の左SB、田中が攻め上がって大きく左クロスを入れると、左MFの岩田が逆サイドに流れて受け、PA内にグラウンダーで折り返す。ニアに飛び込んだ伊藤がシュートを放ったが、宇宙開発。岐阜工は1トップ下の3人が流動的に動いてマークを外しつつ、盛んに裏に飛び出していた。なまじラインが低くなったため海人の担当範囲が狭まり、PA外まで果敢に飛び出す必要がなくなっていたが、これは一歩誤ればPA内で1対1となる超決定機を与えかねない危険な状態である。個人的な感想だが、海人がPA外まで飛び出す時の方が、チームとして良い状態と言えると思う。
18分、海人が戻されたボールを一気に相手陣内まで蹴り返すと、阿部が左サイドに流れながら頭で落とす。や否や、落下地点に走り込んだ真希が、PA外からボレーでミドル。しかし、これはGK正面。これが漸く清水の初シュートとなった。この後、清水も落ち着きを取り戻し始めるが、パスが綺麗に回る場面は少なく、単独突破からセットプレーの好機を奪うのがやっとという状態が続く。
しかし、30分過ぎたあたりから岐阜工前線のフォアチェックが弱まったことにより、いよいよ清水の攻勢が始まる。31分には大瀧→岡村戻す→枝村→森安サイドチェンジ→柴田と軽快に繋いで、右サイドを抉ってクロス。これはDFに跳ね返されたが35分、今度は右から回したボールを枝村が大瀧に預けると、急加速。溜める大瀧の左外側に回り込み、大瀧からリターンを受け、サイドを十分に抉って左クロス。DFと競り合いながらニアで阿部が合わせるが、シュートはDFに引っ掛かって枠を外れる。
村越を運ぶ救急車のサイレンが響く中、39分、PA内中央突破を仕掛ける岐阜工だが、高柳がスライディングでブロック。クリアを中盤の底で枝村が受けると、左のオープンスペースにフィード。駆け上がる大瀧の前に阿部も前線から流れてきて、大瀧はダイレクトで縦に浮き球のパスを送る。このパスを阿部は、左30度の位置からダイレクトで20Mの強烈なボレー。GKが弾き返した。
岐阜工も再度左MFが雄也を振り切ってクロスを入れるが、最終ラインが譲らない。逆に42分、中盤で森安が相手を潰し、こぼれ球を枝村へ。岐阜工もすぐに枝村にチェックに行くが、枝村はボールと相手の間に体を入れて力で押し退け、前を向いてドリブル開始。相手3人ほどを引きずりながら右サイドを突破し、SBが応対に来たところでスルーパス。裏に柴田が抜け。タッチライン沿いに低いクロスを入れるが、DFがクリアしてCKに。
大瀧の左CK、中央で石垣がマークを外すが、バックヘッド気味のシュートは弱く、DFがクリア。清水は再び作り直し、残っていた岡村が左サイドに流れながら持ち込むが、相手がチェックに来る前に早めのクロス。これをまたも左に流れていた阿部が、後方からのパスを角度のない位置からアクロバティックにボレー。だが、ボールはバーに跳ね返された。
この後、岐阜工のロングフィードが、風に煽られてバーに直撃する場面もあったが、試合に動きなくハーフタイムを迎える。
岐阜工 清水エスパルス
2(0) シュート 6(4) ○真希、×枝村、○阿部、○阿部、○石垣、×阿部
2(1) 右クロス 4(1) ○柴田、×柴田、×柴田、×柴田
10(3) 左クロス 2(2) ○枝村、○岡村
2(0) 左右CK 6(2) ×枝村、○枝村、×大瀧、×大瀧、×枝村、○大瀧
[後半]
後半は試合が壊れた。直接の切っ掛けは、後半10分頃、誤った位置からスローインを「投げ入れ」ながら、反スローにならずにスローインのやり直しを指示したこと。あまりに分かりやすい「誤審」に清水ベンチは一斉に抗議を強めたが、その背景には前半の村越負傷から続く審判不振があった。
[5]続きを読む
04月29日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る