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えすぱっ子
by ひかる。
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■選手紹介 1990年度組
目立たないがミスが少なく、細かいパスにブレがない。左利きのため、左サイドへのミドルレンジの展開が得意。対人プレーでは、足先を器用に操ることで、燻し銀の巧さを見せる。体を張るような強さはないが、適切な判断で守備ではカバーリング、攻撃では前田や西澤が相手を引き寄せたスペースに思い切って突っ込むことで、アクセントになった。体格も含めて全体的に小振りな印象を受けるが、5月生まれながら最近になって体が大きくなってきており、プレーも大きくなっていくのではと期待したい。
▼深澤 慶也 1990.05.06生 174cm/57kg CH・CB 「ケイヤ」
浜松JFC/リベロCFCSSS (有玉小)→清水Jrユース→清水ユース (清水東高)、※静岡選抜 (03年)
中1ではCBのレギュラーを任されたが、その後望月恭の台頭に伴い、CHへコンバート。だが、CHでも西澤・杉山が存在感を増すにつれ、最終学年ではベンチを温めることが多くなる。守備的なポジションのため途中交代の時間も少なかったが、CB・CHで共に三番手としてチームを支え、横山が夏にエスパルスを引退してからは主将も務めた。
非常に頭の良い選手で、試合を落ち着かせることができる。主に守備において危険なスペースを真っ先に見つけ、素早く塞ぐことでピンチを芽のうちに摘み取っていた。体の使い方も上手く、潰しの仕事を忠実にこなす。CBで望月恭、CHで杉山に特徴が重なるところがあり、CBでは空中戦の強さ、CHでは繋ぎのパスの安定度に劣る面があった。彼も最近、体が大きくなっているようだ。
▼曽根 大二朗 1990.05.11生 169cm/60kg LB 「ソネ」
藤枝FC/青島東SSS→清水Jrユース→清水ユース (静岡学園高)、※静岡選抜 (04年)
Jrユース3年間で一貫して、不動の左SB。中2の時には前田・横山と共に恒常的に上の学年に合流し、やはり左SBか3バックの左DFを務めた。小学生時代の藤枝FCでのチームメイト、横山と望月景はJrユースでチームを離れたが、無事に昇格している。
左利きで堅実な守備ができる。ちょっと日本や世界の左SBを照会してみれば分かるが、それだけで十分に希少価値のあることだ。体格は平均的だが、運動能力が高い。そのため守備でコンタクトに強く、空中戦に強いのと同時に、キック力を活かして低い軌道で正確なボールを蹴ることができ、特にサイドチェンジ気味の大きなパス・クロスが、視野・精度共に良好である。サポートの動きも適切。しかし、スペースに抜けてクロスを上げるようなプレーは少なく、守ってもドリブルで向かってくる相手には強いが、シンプルに裏のスペースを狙ってくるスピード系を苦手にしている。
▼西澤 郁 1990.05.13生 169cm/59kg CH 「イク」
静岡JFC/久能SSS/カワハラFC (久能小)→清水Jrユース→清水ユース (東海大翔洋高)
※U-16/14NTC (05年)、キヤノンカップアメリカメンバー (01年)
前田と共に小5で球's JFCとしてフットサルでキヤノンカップ優勝、小6でもサッカーで静岡JFC、フットサルでカワハラFCとして全国大会に出場、共にエスパルスに入団した。当初はSHやFWなど攻撃的なポジションで起用された西澤だが、徐々にCHとして真価を発揮。中3ではU-16とU-14のナショナルトレセンにも選ばれ、チームのベストプレーヤーの一人として成長している。クラブ選手権東海大会決勝をはじめ、ユースの試合にも出場した。
フットサル育ちの巧さと、恵まれた筋力による強さを併せ持つ。そのためサイズには恵まれないが、ボールを持っては独特のリズムで相手のプレスを交わし、守っては激しい寄せで相手の自由を奪う。パスも正確だが、それ以上にボールを縦に動かす意識が貴重であり、スルーパスや縦へのクサビを入れると同時に、自らドリブルを仕掛けたり、前へ飛び出すことができる。PA内でのシュートの巧さは、いかにもフットサルプレーヤー。課題は展開力。パススピードがあるのは良いことだが、縦パスを多用することもあって、攻撃がワンパターンになる時がある。
▼前田 陽平 1990.05.19生 170cm/60kg FW・左右SH・CH 「ヨウヘイ」
静岡JFC/静岡クラブJr/カワハラFC (三番町小)→清水Jrユース→清水ユース (常葉橘高)
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04月02日(月)
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