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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■ミニモニソングズ2

朝。
子供保育園自転車送。保育園では隔週で行わなければいけないシーツ取替えに苦労。
ピンで留める位置がムズい、ムズすぎる。他のお母さん方は何故あんなにキレイに
留められるのだろうか。イライラしながら何度も何度も試行錯誤。全く納得いかない
出来のまま保育園退散。30分ほど歩いて帰宅。自宅仕事。
夜。
高田馬場。BUBKA誌座談会、宇多丸、ワル氏。安倍なつみ卒業コンサートを巡って。
雄弁なお二方とは対照的にほとんどまともな事を喋れず。想いはあるし、語りも
出来ると思うが、あのライブを「イイ/ワルイ」で判断したくなく、言葉で明確に
したくなく……。「1.25横アリの後の居酒屋でも寝てましたしね」と編集氏に言われ、
傍から見るとテンション低いと思われるのか、と思い知らされる。テンション高すぎ
るから麻痺させないとヤバい訳で。その点では松浦1stライブよりも9.23よりも……。
高橋愛の心境を勝手に追体験ってとこかな。ただいやしくも人前に晒される人間の
姿勢としては失格。反省。落ち込みながら帰宅。


夕。
千駄ヶ谷の事務所で宇多丸氏にインタビュー。加護考、ありま氏と。アイドル体験
を語っていただく。その後、打ち合わせを経て元事務所の子と飲みに。いろいろ話す。


昼。
松浦ミュージカル二回目。前半は面白いが後半はやはりいまひとつ。
主人公にお仕着せの教科書的「いい娘」というキャラクター設定しか出来ないの
だったら心情吐露を入れずにTVバラエティーテイストで最後まで振り切ればよかったのに。
「私、歌が好きだということに気付いたんです!」という最後のあすか
の叫びに納得できる観客は超能力の持ち主だと思う。それを示唆する場面は皆無だった。
膨大な関係性の束とも言うべき娘。ミュージカルは作品が駄作でも、作品性以外の
部分で観察すべき点が多く観劇中も飽くことなく時間を過ごす事が出来るが、
松浦ミュージカルはそうはいかず。何度も頭に浮かんだのはミュージカルの必然性。
劇の世界設定と音楽性の設定が不問のまま宙ぶらりんなのだ。例えば、去年の
「草原の人」ならば、二次大戦後の話ということで、ビッグバンドジャズのテイスト
が基本にあったし、後藤の「ケンメリ」も昭和30年代という設定だったからビートルズ、
ストーンズ、GSがベースになった音楽性だった。
「リアルオーディション」のRPGゲームのBGMのような打ち込み出来のサウンド
(個人的には「女神転生」シリーズを想起)は一体どんな世界を象徴・志向してる
のだろうか? 分からない。
夕。
吉田豪の事務所。反語的に励ますつもりが逆にツッコまれしどろもどろに。
また物笑いの種にされるのかと思うと深く落ち込み、胃が痛む。辞去後、
事務所へ帰る足取りが重くなる。
夜。
杉作J太郎氏と深夜まで打ち合わせ。あまり元気出ず。メモだけ確実に。
朝方に聴いたミニモニ。2ndアルバムが予想外の傑作で多少持ち直す。

02月12日(木)
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