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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■おもちゃ

夕。ソニンイベント@渋谷タワーレコード。歌は文句なし。オーディエンスは大人一色。
場違いな法被&ヲタ芸などなし。「歌を聴かせる歌手」という点ではもちろん望ましい
事なのだろうが、タレントとしてこれはいい事なのか悪い事なのか。逆に言えば活気の
ない現場とも言いうる訳だ。マナーの悪いボンクラどもまでを惹きつけてこその
タレント稼業では。5曲ほどの歌終了後、握手せず立ち去る。センター街横の
300円居酒屋で全力くんと飲み。キッズのことを考えると腰が落ち着かなくなる症状を吐露、
カウンセリングしてもらう(笑)。小1時間ほど遅れてソニンイベントに来ていた
掟さん御一行も入店。特に話すこともなく別れる。


仕事。ミニモニ。2ndアルバムをエンドレスリピート。


朝ビールしながら溜まったTVキャプ、CD消化。やはり今週も「よろしく!センパイ」
が面白かった。もちろん目を惹かれたのは嗣永桃子。ダンスレッスンでスタミナが
切れてヘタるときの見せ方なんか最高。頭下げて肩落として、膝先から崩れ落ちる
ように床に向かって脱力。絵に描いたようなスタミナ切れ。典型的で分かりやすい! 
あの年代の女の子って自我が芽生えているから、混乱すると情報処理できず菅谷/石村
のように無表情になったり、体面を取り繕いつつ固まる方が多いと思う。
あんな典型的なムーブはほとんど見せない。嗣永は「大人が想起する期待される子供像」
を既に脳内にインプットしており、それを正確にトレースしているのだろう。
そして人前で喜怒哀楽を晒さねばならない芸人としてはその分かりやすさこそが重要。
嗣永を大いに評価したい。彼女の場合、現在は「アイドル職人」というパブリック
イメージというところか。松浦を「アイドルサイボーグ」と語る事によって見える
ものよりも隠れてしまうものが多いのと同じように、嗣永を「職人」と捉える事に
よってすり抜けてしまモノも多いと思うが、今はこれでヨシ。先週の話になるが、
印象的だったのは、松浦亜弥を横にした時の大スターを仰ぎ見るような憧れの嗣永の眼。
膝閉じて腋閉めて完全な緊張状態。これが気楽な日常の視線になるのは意外に早い
のかもしれない。そしてその変遷の過程を漏らさず観察する事こそ、ハロー!者の
責務にして悦楽なのだろう。

今週聴いたCDはミニモニ。2ndアルバムが圧倒的に良かった。くっだらないオモチャ音楽を
作らせた時のつんく氏は最高。このアルバムで聴くと既存のシングル曲も新たな相貌を
伴って現れてくる。大人数のモーニング娘。では、事務所の押しの強さとは対照的に、
打ち出しの弱さしか印象に残らない高橋のボーカルが、4人のミニモニ。では
素晴らしく魅力的な仕事をしている。今現在のミニモニ。の音楽的充実に気付いている
ハロー!ヲタってどの位いるのだろうか? もったいない。つんく氏のソロアルバム
「TAKE1」も色んな意味で良かった。「草原の人」はたまらんかったです。
いい湯加減ですな〜。演歌/ニューミュージック調の中澤裕子シングル「元気のない
日の子守唄/長良川の晴れ」はちょっと微妙。ソロになってからは80'SPOPSテイストの
佳曲を連発していただけに、惜しまれるところではある。

合間に来週の「トキメキ★ハイスクール 東京校」 セットを考える。新潟発の
このDJイベント、アイドルグルーブの現在形が経験できる貴重な場だと思う。
各DJの選曲&スタイルが個性豊かなのだ。俺はいつも通り(ほぼ)ハロプロオンリーの
選曲。ややクイック気味につなげるつもり。時間あれば是非来場を!アイドルポップスを
楽しみたい人であれば、まず損はしないと思う。

夕刻。今さらながら「キルビル」鑑賞。人が野菜のようにザクザク斬り捨てられて
いくのがいい。ゴロンと転がる腕に、飛び散る血しぶき。マンガ「あずみ」のように
小手、指先、足先からザクッとやる描写もあれば完璧。ここらの妙味は大味な
外国人には分からん感覚か。とりあえず三隅研次が撮った「子連れ狼」シリーズを想起。

夜。TVでポップジャムSP。ヒサブリにリアルタイムの歌番組視聴。

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02月15日(日)
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