ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
[10025579hit]

■「電子書籍」の時代と予想外にバカ売れした「携帯漫画」
 おそらく、半ば冗談、半ば本気、というところなのでしょうが、これから中小書店が生き残っていくためには、「Amazonと正面から勝負する」よりも、「Amazonのショールームとして共存共栄していく」べきなのかもしれません。
 Amazonの最大の難点は、やはり、「実物が手にとれない」ことですし、いきなりAmazonの本の海のなかに放りこまれれば、「自分が読みたい本」を探すのは、かなり難しいことなんですよね。
 ついつい、ベストセラーにばかり手が伸びてしまう。

 すでに、ネット上には、「Amazonのショールーム」として稼いでいる「書評ブロガ―」もたくさんいます。
 「リアル書店」は、「実際にその本に触れられる」というメリットがある代わりに、毎日山のように出版される本を整理するだけで一苦労だし、利益率や万引きのリスクなどを考えると、そんなにラクな商売ではありません。
 現在のように「本が売れない時代」であればなおさら。

 「リアル書店」にとっては、「Amazonのショールームになって、アフィリエイトで稼ぐ」ようにすれば、在庫もほとんど抱えなくてすむし、人手も要らなくなるはずです。
 もっとも、「本のソムリエ」としての個性と信頼がなければ、わざわざ足を運んでくれる人もいないでしょうし、「お客さん」が、みんなアフィリエイトで買ってくれるとも限りません。
 「リアル書店」が絶滅してしまったあとならともかく、本好きであれば、こうして一度手にとった本を、その場で買うこともできずにわざわざAmazonに注文して届くのを待つのは、難しいと思います。

 いずれにしても、すべての本が「電子書籍」になれば、「リアル書店は、淘汰されるしかない」のでしょうけど、「電子書籍になれば、いままで本を読まなかった人が、どんどん読むようになる」ということはなさそうです。
 世の中の「本」が、「売れそうな携帯漫画」ばっかりになったら、僕は悲しい。

07月24日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る