ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6890,閑話小題 〜安楽死の選択 ―2
「安楽死」の選択 2019年8月1日 第31号
* 何とまあ、生々しい
これだけ普遍的問題に対して、安楽死の問題が、不思議なことに、世界的に
認められてないこと。誰も直視したくないし、その現実から可能な限り避けて
通りたい問題。「人が死を恐れるのは、充実した人生を生きてこなかったため」
というが、充分に生きたとしても、この精神的、肉体的苦痛は避けて通れない。
誰もが独り苦痛を味わって、それを持って消えていくしかないため、死者の願い
が無視され、元もと無かったに等しく取扱われる。延命治療の不自然死が求め
られる時代。死にいく者には、あまりに厳しい。
〜前回よりつづくが生々しい〜
≪ ◉ 実施の要件を満たしているとの医師の判断により「安楽死」が行えること
になり、当日「安楽死」を行う施設に到着すると、再び実施の意志が確認され
点滴の準備が始まります。致死薬の開始は自らが行うため、手順の説明を受る。
点滴を始める前に、警察に提出するためのビデオが撮影され、氏名、生年月日を
確認し、「安楽死」を希望するかを再度、尋ねられます。すべての準備が整った
時点で、自分で点滴を開始すると、数分ほどで死に至ります。立ち会った医師に
より死亡が確認され、すべてが終わります。日本では「安楽死」が認められて
いないため、死後、遺体は火葬され、その遺灰は川に散骨されたそうです。
◉ アジア諸国の中では、台湾が終末期医療に関わる治療選択の先駆けとなっている。
終末期患者が意思表示できなくなっても、「事前指示書」に示した治療を受ける
権利が法的に保障されています。また、韓国も、延命治療に関する患者の事前指示
に従い、人工呼吸や心肺蘇生措置などの延命治療の差し控えや中止を選択することが
可能です。どちらも「消極的安楽死」としての、「治療を受けない」という選択肢
を認めています。日本では、「安楽死」について積極的な議論が進んでおらず、
死について話すことはまだまだタブー視されています。 日本だけでなく、アジア
諸国では、どのような状況にあっても、家族の死を選ぶかわりに、延命措置を選択
する傾向が高いようです。
−
その女性は言っていた。「死に方を選ぶことは、生き方を選ぶこと。」と…
遅かれ早かれ、誰にでも必ず死が訪れます。あなたなら、どうしたいですか? ≫
――
▼ 大病院では、死に近づくたびに病室のフロアが上がっていく。最上階は、大方
が無菌室の建前で、悲鳴や泣き声が聞こえないよう隔離されている。 近くの
病室は、その予備軍の部屋で1人ずつ隣の病棟にきえていく。沈黙の病人の孤独の
沈黙が張りつめている。 スイスの安楽死のコストが、150万。前後を含めて
200万。 会社整理も弁護士代が200〜300万。20年前になるが、幼馴染が倒産し、
その倒産劇をかわれて、ビル補修の営業で来た時の第一声が、
『弁護士費用の300万を‘お守り’代わりに別口で持っておいた方がいい。これが
最後の命綱。清算過程の代行で引き受けて… 肩の荷が下りて何もすることはない。
親戚の倒産の七転八倒は、これが無かったため、それは凄惨だった。』と。
地元では長岡西病院が、この末期専門と聞いている。 同級会などで、死の話題
を出すと、まず嫌われる。恐ろしいのである。同年代なら、普段から、笑い話で
気軽に話題にすべきこと。 その面では、9割以上が救いようがない『 』。
知っているかどうかで、苦痛の濃度が全く違ってくる。最後は1人称の問題。
その瞬間、1・5人称と思っていた隣人が・『私は、暫くしての問題』と独り??
のが人間の残酷なところ。どのみち、逝くのは逝く。助かるのは一刻の合い間だけ。
なるようになる!
こんなこと、毎日毎日、書いていることに改めて気づいたが…
で、また偶然だが、以下に続く…
・・・・・・
6525,閑話小題 〜年寄り川柳が身に染みる御年頃ですか… 〜2
2019年01月25日(金)
* 当事者になって読むボケ川柳
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01月25日(土)
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