ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6885, 閑話小題 〜安楽死の選択 ―1
「安楽死」の選択 2019年8月1日 第31号
* 「死とは隣の部屋に移るだけ」というものの!
録画していた<「安楽死」を選んだ>を先日に見たがj考えさせられた内容。
‘生きてきた人生が点に凝縮する生前’に舞い戻り、永遠の彼方に帰する「死」。
その死に対し、誰も抗することが出来ない。その中で、安楽死に対する認識が
あまりに甘いのが社会。何時なんどき、御呼びがかかっても不思議でない今日
此の頃。安楽死の問題は避けて通れない大問題である。
〜その概要をネットから〜
≪ …ある日本人女性の最期を記録したドキュメンタリー。
◉ 進行性神経系難病と診断されたこの女性は、医師による幇助自殺により
スイスで亡くなった。身体の機能が徐々に衰えていくなかで、介助なしでは
自分で何もできなくなり、いずれ胃瘻や人工呼吸器なしでは生きられなくなる
前に、自らの意志で死期を選び、自分の尊厳を守ることを希望していました。
それまでに何度か自殺を試みた末の決断です。
◉ 「安楽死」には、「消極的安楽死」と「積極的安楽死」があります。
前者は、延命治療の中止および差し控えをするもので、日本でも終末期医療
の現場で行われ始めています。後者は、医師が処方した致死薬を、希望者自らが
服用または投与するもので、日本の国および医療学会のガイドラインでは認め
られていません。近年、海外からの「積極的安楽死」の希望者を受け入れている
ヨーロッパの民間団体で、日本人が「安楽死」を選択するケースが増えている
ようです。女性が登録した団体もその例にもれません。
◉ ドキュメンタリーで撮影された、実際に死に至るまでの手続きは、呆気ない
ほど簡単でした。希望が受け入れられ、期日が決まり、スイスに到着すると、
まず、登録した団体の医師の立ち会いのもと、誓約書などの必要書類に署名。
その後、実際に行うまで2日間の猶予期間が与えられます。
この間に、「堪え難い苦痛がある」、
「明確な意思表示ができる」、
「回復の見込みがない」、
「治療に代替手段がない」など、該当する要件を満たしているか検討した上で、
二人目の医師が最終的な判断を下します。よく考えた末、途中で取り止める
ことになっても構いません。 ≫
―
▼ 「死とは隣の部屋に移るだけ」というものの、アッサリとは逝けないのが【死】。
七転八倒するしかないようだが、死亡率100%が人の宿命。少し早いか、遅いか
の問題でしかない。臨死体験といえば、海外での二度のバンジージャンプの瀬戸際
での恐怖。現実に飛込み台に立った恐怖は、突如、目の前に現われて曳かれる瞬間
の経験と同じか。 …翌日、死刑執行される死刑囚が書いた一刻単位の時間経過の
恐ろしさの手記
(ドストエフスキーが1849年12月22日、ペトロパヴロフスク要塞から死刑台の待つ
処刑場に連れ出されるが、これ自体が仕組まれていて、減刑を言い渡される。
それを克明に記録してあるから、それは鬼気迫る内容。 またドストエフスキーの
5大長編のひとつと言われる『白痴』では、主人公が処刑される直前の5分間を
鮮烈に描き切っている。これは、誰もが通らなければならない通り道。
さて、今日は何か美味い肴で何を飲もうかな? 死んで花見が出来ようか!
・・・・・・
6520,読書日記 〜「なぜ夫は何もしないのか」 −2
2019年01月20日(日)
姉が4人もいて、常に気配りをしなければならなかった生活環境にあり、
シスター・コンが私の内面奥に根付いている。その上にマザコン・ファザコンが
微妙に絡んで何とも可笑しな性格に?… 人間とは須らく何らかコンプレックス
がベースにあるもの。それが夫婦間の歪みで生じる。そこで、生じるのが、
「なぜ夫は何もしてくれないか?」と相成る。 で、野生馬と同じ。
「飼い慣らした後に調教からするんだよ!」が、まず頭に浮かぶ。
そこで、生物、動物、猿、人間などの共通点と差異を把握し、飼い慣らす。
男女には、それぞれの特性があり… 「女性管理ができれば天下をとれる」
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01月20日(月)
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