ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6855,シェイクスピア 〜2
   * 何とまあ、心を抉るような   < ◉は、私の戯言 >
 早朝に独り机の前でシェークスピアの言葉と対峙すると、心が洗われる。
何時の間にか心は汚され、そして汚している。
 〜中原中也の詩『山羊の歌』より〜
<汚れっちまった悲しみ に今日も小雪の降りかかる汚れっちまった悲しみに
 今日も風さえ吹きすぎる. 汚れっちまった悲しみはたとえば狐の革ごろも>
の詩が思い立つ。しかし、言葉にも限界がある。シェイクスピアの次の言葉… 
《言葉が役に立たないときには、純粋に真摯な沈黙がしばしば人を説得する》 
過って書いた文章を背景にしてあれば、尚のこと。 沈黙の恐ろしさ。
「空即是色 色即是空」 私が怖いのは将来の自嘲。そして取りまく沈黙。  
               
――――
避けることができないものは、抱擁してしまわなければならない。
 ◉ 挫折の度に思うこと! 頭を抱えた独り抱擁は何とも…

事情が変われば己も変わるような愛、
相手が心を移せば己も心を移そうとする愛、
そんな愛は愛ではない。

失敗の言い訳をすれば、その失敗がどんどん目立っていくだけです。
 ◉ 「日々是口実?」をしている我が身なればこそ、身に沁みる。

嫉妬をする人は わけがあるから疑うんじゃないんです。
疑い深いから疑うんです。

いかに美しいものでも行為によっては醜怪になる。
腐った百合は雑草よりひどい臭いを天地に放つ。

所詮は人間、いかに優れた者でも時には我を忘れます。

小雨はいつまでも降り続くが、大嵐はあっという間だ。
早く馬を走らせるものは、また早く馬を疲れさせもする。

敵のため火を吹く怒りも、加熱しすぎては自分が火傷する。

天は自ら行動しない者に救いの手をさしのべない。
 ◉ 行動する者にも救いの手をさしのべない。救うのは己だけ。

本を読んでも、物語や歴史に聞くところからでも、
真実の恋は滑らかに運んだためしがない。
 ◉ その前に、恋をしてみたら…  ナルシストじゃなくて!
 妄想もいいとこ! 自画像に似ているけれど。

恋ってのは、それはもう、ため息と涙でできたものですよ。

時というものは、それぞれの人間によって、
それぞれの速さで走るものなのだよ。

あなたがたとえ氷のように潔癖で雪のように潔白であろうとも、
世の悪口はまぬがれまい。
 ◉ 潔白でない私はどうしましょう。 

あの人は本当は頭がいいから阿呆の真似ができるのね。
上手にとぼけてみせるのは、特殊な才能だわ。

たとえ小さな斧でも、数百度これを打てば堅い樫の木も切り倒せる。 

とじこめられている火が、いちばん強く燃えるものだ。
 ◉ 老いた嫉妬は己も焼き尽くす。
  不燃焼の湿気材料がタップリあるからなあ。

愛は万人に、信頼は少数に。

ひとつの顔は神が与えてくださった。
もうひとつの顔は自分で造るのだ。
 ◉ ただし、自分では見えないから始末が悪い。

まったく想像力でいっぱいなのだ。
狂人と、詩人と、恋をしている者は。

 〜〜
突然、思いもしない小噺が出てきた。
<あの人って、買収されないって本当?
  何さ、ただ額の問題だけさ!> 答え手:トランプ? プーチン?

・・・・・・
6491,つれづれに哲学 〜内的自由と外的自由の違いは何?  ー1
2018年12月21日(金)
   * 自由について… 
 少し以前に、「平等と公正」をテーマに取上げた。とすると、次は「自由」
になるが、これについて何度も取り上げてきた筈と、この個人HP内検索をすると、
あるある。 その前に、ネット検索をすると、簡潔で解りやすいのが幾つか…。
――
質問: <内的自由と外的自由の違いは何? >に対し…
 〔 内的自由はあるけど、外的自由なんてありません。
 外的には、自然法則で因果的に決定されているんだから、必然的で、
自由なんてない。自由があるとしたら、内的自由だけ。内的なものは

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12月21日(土)
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