ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6854,シェイクスピアの格言 〜1
< ◉は、私の戯言 >
若かりしとき、シェイクスピアを読んだが、現在ほど心に響かなかった。
そして古希も過ぎた今になって、一言一言が刺さってくる。 その意味では、
最後は挫折?で良かったのかも。 楽しみ方わかれば… 実に人生は面白い。
年代によって、光の強さと角度が違って、自問自答にはうってつけ。
――
《 人間なんてうろちょろする影法師、あわれな役者だ。自分の出番だけ、
舞台に出て、ドタバタするが、それっきり消えてしまう。人生はうす馬鹿
のたわごとさ、むやみに泣いたりわめくだけで、まるっきり無意味だ。》
◉ 現役から離れて、8年半になったが、振返ると、この言葉のとおり!
それでも、準備を含めて45年の充実感は残っている。しかし後悔も苦痛も。
問題は、その質 ? まあ、こんなものかと、永遠の彼方に生臭い風と
ともに、消えていく。
――
《 やり方が 正しければ、結果もついてくる ...》
心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。 人生の行路もこれと同様で、
人は常に明るく愉快な心をもって. 人生の行路を歩まねばならぬ。》
◉ でも、劇的時代変容が、突然襲ってきたら、やり方の云々は関係なし。
人生は、緩慢なる自殺。 だが…突然死もある。どう過去と折合いをつけるか。
その為には、隠居後の細やかな「恒産あって、恒心あり」の状態を構築して
おかないと、卑しさがついてくる。
――
《 険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。》
◉ 人生を振返ってみて、「なぜ、そこまで焦っていたのか?」と…
交通用語に{狭い日本、そんなに急いで何処にいく}があるが、
「アッという間の人の世に、何を急いで、何処にいく」
――
《 成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない。》
《 輝くもの、必ずしも金ならず。》
《 喜怒哀楽の激しさは、その感情とともに実力までも滅ぼす。》
《 悪口を言われて我が身を正すことの出来る人間は幸せと言うべきだ。》
《 今望んでいるものを手にして、何の得があろうか。 それは夢、
瞬間の出来事、泡のように消えてしまう束の間の喜びでしかない。》
――
《 人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、
心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。
人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって
人生の行路を歩まねばならぬ。》
◉ これって、3歳までに決まるって言うじゃないか。
その頃は、明るく元気だったが、その後、色いろあって。でも、明るさは
維持してつもりだが…
――
《 恋の始まりは晴れたり曇ったりの4月のようだ。》
《 安心、それが人間の最も近くにいる敵である。》
◉ その敵ほど、有意義であることに今になって気づいてきた。
《 橋は大水のときの川幅より長くなくともよい。
いま必要なものの用に応じてこそ、格好がよいというもの。
役に立つことが、まず肝要だ。》
《 今晩一晩は我慢しなさい。
そうすれば、この次はこらえるのが楽になる。
そして、その次はもっと楽になる。》
《 運命とは、最もふさわしい場所へと、貴方の魂を運ぶのだ。》
◉ そうか、生きついた先が、これか? ここは何処?
――
《 備えよ。たとえ今ではなくとも、チャンスはいつかやって来る。》
◉ チャンスだけでなく、思いもしない危機も…
で、何とか生きて楽しんでいる。
――
《 悲しみが来るときは、単騎ではやってこない。必ず軍団で押し寄せる。》
◉ 愉しみ、喜びも、同じ。 四苦八苦、四喜八楽はまとまってくる。
――
《 おまえは、他人のなかにある自分と同じ欠点をむち打とうとするのか。
◉ 大たいが、これで自滅をしていく。美点を一緒に祝えば良いものを!
――
《 お前の光は、今、何処にある。》
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12月20日(金)
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