ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[382731hit]

■6030,閑話小題 〜一昨日のシネマは『ダンケルク』 
   * 一昨日のシネマは『ダンケルク』 
 北朝鮮の‘僕ちゃん’が勇ましく胸を張っては見せているが、隣国の中国、
ロシアとの直接首脳会議に出ることさえ出来ない有様からしても、彼の小心さ
が見て取れる。「気違いに刃物」の武器を「核弾頭ミサイル」の保持に替えた
瀬戸際の恫喝。出来るのは、ここまで? この陰の主役はプーチン。アメリカ
大統領に泡沫候補のトランプを後方支援で祭上げ、北朝鮮と対峙させるとは… 
この劇画的世界が、連日、核実験、ミサイル発射で生々しく報じられている。
しかし、2人のかけ合い漫才が何時までも続くわけがない。
 この映画『ダンケルク』をみても、直接の被害者は国民。戦争を起こさない
に越したことはないが…  映画評価は85点。  
≪【ストーリー】1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー
 海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。ドイツ軍の
猛攻にさらされる中、トミーら若い兵士たちは生き延びようと策を講じる。
一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長は息子
らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。さらにイギリス空軍パイロットが、
数的に不利ながらも出撃する… 圧倒的なスケールで活写される戦闘シーンや、
極限状況下に置かれた者たちのドラマに引き込まれる。≫
 ――
   * 再び、同じテーマを書いていた
 昨日の朝、やっと書きあげたテーマ日記をアップをしようとしたが、
「もしかして以前に、書いていたのでは」とHP内検索をすると、4ヶ月前に、
ほぼ同じ内容のものが書いてあった。 ガックリしたが、気持ちを切替える
ため、スケジュールのとおり、早朝のポタリングに出て、改めてテーマを考え、
辛うじて書上げた。度々あることだが。数日前の過去の文章にも、「同じ失敗」
の愚痴が書いてあった。

・・・・・・
5664,シネマ評『ウフィツィ美術館』 〜A
2016年09月17日(土)
                『ウフィツィ美術館』 09/08・10:40
  * ウフィツィ美術館の歴史
 映画の内容紹介のHPに、ウフィツィ美術館の歴史が簡潔にまとめてある。
そこには欧州文化の底知れぬ奥行きの広さと深さが垣間見れる。大英博物館、
ルーブル美術館、バチカン美術館などに、あれだけの名画を、国内外の万民に
公開している。ある意味、国力の誇示でもある。 〜HPより〜
≪ 登場する作品の多くが収められているウフィツィ美術館は、ロレンツォの
 傍系で、ひ孫にあたるコジモ1世(1519〜1574年)によって建設された行政庁舎
がもとになっている。コジモ1世は、画家・建築家であり、同時代の画家たちを
紹介した著書「芸術家列伝」でも知られるヴァザーリに設計を依頼、1580年に
それまで分散していた役所や裁判所などを一つにまとめた建物を完成させた。
 ウフィツィとは英語のオフィスである。このウフィツィでは1581年から建物の
一部で絵画や彫刻などが部分的に公開されており、近代的な美術館としては
ヨーロッパ最古と目されている。1743年、コジモ1世の末裔であり、メディチ家
最後の人間となったアンナ・マリア・ルイーザが死去する。彼女のもとには
メディチ家が300年にわたって蒐集してきた絵画、彫刻、宝石などの美術品が
残された。彼女の遺言により、これらの宝物はトスカーナ政府に寄付される。
 1769年、ウフィツィ美術館でメディチ家のコレクションの一般公開が始まった。
以来約250年、今ではイタリアで質・量ともにトップクラスのコレクションを誇り、
世界でも最も多くの人が訪れる美術館となっている。
 本作には進行役として、ロレンツォ・デ・メディチ(1449〜1492年)が登場。
名優サイモン・メレルズが演ずる、この人物は何者か。 ロレンツォの祖父は
フィレンツェで「祖国の父」とうたわれたコジモ・イル・ヴェッキオ(1389〜
1464年)。 絶頂期のメディチ銀行を率いて建築家・芸術家を庇護した。
ロレンツォは病弱だった父の死に伴い、わずか20歳でメディチ家の当主となる。

[5]続きを読む

09月17日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る