ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6929,どうだろう、第二次朝鮮戦争は?
  * これじゃ、戦争に?
 北朝鮮が国連の制裁決議にかかわらず、再び日本上空を通り越したミサイル
を撃ち込んできた。アメリカ、中国のメンツまるつぶれである。しかし、万一、
第二次朝鮮戦争が勃発すれば、数百万単位の死者が出ることになる。それを
見越した大胆な挑発。悪いことに、アメリカには老い先短い白人第一主義の
トランプが大統領となれば… 。「もし、戦争勃発なら?」と、考えただけ
でも凍り付く思いになる。以下の記事が、もし端的に、その結果を示している。
≪ 米朝軍事衝突が起きたら…「朝鮮半島ほぼ壊滅」 
     元在韓米軍大尉が警告  9/10(日) 7:55配信 産経新聞
【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮と米国との緊張が臨界点に達し、軍事衝突が
起きたとき、何が起きるのか。在韓米軍で対北朝鮮軍事演習のシナリオ策定に
携わったチェタン・ペダッダ退役陸軍大尉は米外交専門誌への寄稿で、
「北朝鮮は間違いなく敗北するが、朝鮮半島の大半が壊滅する」と警告。
  ◆数時間で死者数万人
寄稿で描かれた想定では金正恩体制は国際社会の制裁で危機に陥り、体制の維持
が困難になったと判断した場合、「韓国への奇襲攻撃」で活路を見いだそうとする。
ただ、北朝鮮軍は弾薬や食糧不足などから戦闘能力は「数日間」しか持続せず、
一気に決着をつけようと、最初の数時間で南北非武装地帯周辺や在韓米軍駐屯地、
日本の海空防衛施設にミサイルで集中攻撃をかけてくるとみられる。
北朝鮮は約2500〜3千立方トンのサリンやVXガスなどの化学兵器、炭疽菌など
の生物兵器を保有し、これらをミサイルに搭載して米韓の空軍基地や補給ルート
に撃ち込み、米韓の作戦遂行や兵力の移動能力の減衰を図る可能性が高い。
同時に北朝鮮のサイバー部隊121局が米韓の銀行や韓国の送電施設にサイバー
攻撃を展開。停電や通信遮断による社会混乱への対処で米韓軍や警察が人員を
割かれる状況となる。  北朝鮮による攻撃開始から数時間で死者は数万人に達し、
ソウルの大半が灰燼に帰する。数百万人が国内避難民と化すとみられる。
  ◆日米中に大量の難民
在韓米軍は初日で数百〜数千人が犠牲になるが反撃。米軍は日本や豪州、米本土
から増援部隊を数日以内に送り込む一方、航空機や巡航ミサイルで非武装地帯
周辺の砲兵部隊や北朝鮮全土の空海軍基地を攻撃。数時間後、北朝鮮の陸海空軍
は事実上壊滅する。しかし、北朝鮮は沖合の潜水艦から特殊部隊を韓国沿岸に
上陸させ、非武装地帯に掘られた地下トンネルを通じて部隊を韓国領内に侵入。
トンネルは1時間に8千人を移動させることが可能とされる。韓国潜伏の北朝鮮
工作員が韓国政府要人暗殺やサボタージュなどのゲリラ戦術も展開。
最後は米韓軍に撃退され金正恩体制も崩壊するが、死者は数十万人に達する
ことが確実視される。中国に難民が流入し、日米は南北から大量の受け入れを
強いられる。朝鮮半島の復興には数十年かかる。これは北朝鮮が核兵器使用に
踏み切らない場合のシナリオで、日本や米西海岸に核弾頭搭載の弾道ミサイル
を撃ち込んだ場合、被害は桁違いに増大する。 ≫

▼ これらからみて、アメリカは現在の中東のシリア、イラク同様に 北朝鮮に
 戦争を仕掛けるとみる方が自然。とすると、現在は、「嵐の前の静けさ」か。
安倍政権、最悪のシナリオを立ててあるのだろうか。

・・・・・・
5663,『エゴの力』C 〜ドーキング
2016年09月16日(金)
               『エゴの力』石原 慎太郎 (著)
   * ドーキング説について
 『エゴの力』で、直ぐに浮かぶのがドーキング説。ネットで検索をすると、
以下の解説があった。
≪ ドーキングの仮説から導かれる結果が
 「究極の利己主義が利他的行動を生む」と
 「単純で気のいい戦略が進化の上では最も有利である」の2つの結論。
・前者は、人間の生き方にも通ずるように感ずる。賢い人は、他人を助けて
その結果が何倍もの自分の利益(満足感や幸福感も利益と勘定して)となって

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09月16日(土)
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