ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5989,閑話小題 〜最後の講義・9 ー石黒浩:対談
   * 新しいことは説明しても理解されない
 具体的人物をモデルに、例えば、落語の米朝とか、夏目漱石のロボットに
する効用は出来上がって初めて見えてくる。事前説明の理解は夢物語でしかない。
 米朝の落語をロボットで保存し、高座で披露するとか… 「石黒ロボット」を
通してロボット論の講演をさせたり。本人の代り、世界各地にロボットを派遣、
講演し、ネットで問答をすることが可能になっている。今では、石黒本人より、
ロボットの講演依頼が多いという。 今後は、テロの危険のある要人のロボット
講演で使われる可能性もある。
――
<石黒>  僕のプロジェクトは、自分自身の中では論理がつながっている
 のだけれども、他人へ説明するのがすごく難しいといったケースが多い。
 遠隔操作型アンドロイドをつかったロボット研究のときも、誰もこれが
 世の中に役立つとは信じてくれまいと確信していました。そのため、協業者
 に対しては、「僕が提案することに対して、一切説明を求めてはいけない」
 ということでスタートしました。結果は大成功しました。少しアーティスト
 っぽいアプローチかもしれません。でも新しいことは理由を説明するのが
 難しく、いくら言っても納得してもらえないので、見せるしかない。
<本荘>
  商品やサービスでも、最初はアホじゃないか。と言われたものがヒットして
 いますよね。企業でも、「俺を信じろ、言う通りにしろ」というかたちで稟議
 を通すと、夢が実現できるかもしれないですね。

▼ 世界中のビジネスの殆どが「代行業」という。人型ロボットの講演などは、
「お手伝い」そのものになる。孤独な老人に対する会話、対話の代行ロボットも、
現れてきた。最近のTVにはユーチューブなどで、行きたい、観たい出先の
映像が気楽に呼び出されるため、自分が飛んで行った錯覚に陥ることがある。
ドローンという飛行物体を人型にすると、何だろうか? アトムですか。
それより、8kTVとか、立体TVでも充分ですか。空間移動ならXr・TVでも。

・・・・・・
5624,人生を幸福で満たす20の方法 〜C
2016年08月08日(月)
          <人生を幸福で満たす20の方法>三宮 麻由子(著)
   * 空虚な日々を楽しむ方法 〜
3.手触り感のある生活
<迷ったら、天に、地に、命に触れよう。それがあなたのこころを
 すませ原点にかえしてくれるから。>
<何故、ではなく、どうすれば、と問いなさい>
▼ カーライルという詩人が、一人の女性か. ら身の上の悩みを相談された時、
「帰って、あなたの針箱の 中を整理しなさい。そうすればあなたの悩みは
やがてなくなります」と答えたというが、まさに、これ。無心で何かに集中
すると、無心の彼方から問題解決のヒントが、沸いてくる。そういえば、
朝ドラで、編集長役が、ヒントを考えるときに、「知恵の輪」に集中する
手法を使っていた。
 ――
4.幸福に働くために
 働けることは幸福なことである。 果たすべきことをやる。
 仕事に楽しみを見出し、感謝することである。
「働き、遊び、学び」は、人間が生きていく上で必要な要素である。
「恒産あって、恒心あり」である。
「いま、ここでしか出来ないことを、自分から見つけてすること」である。
▼ 外海なら、一つの判断ミスで、致命傷になる。 だからこそ面白いが、
視界は、その人の能力範囲しか見えない。孝不幸など、考えていられる
ほど自然現象は甘くない。万一の場合の、準備が常日頃から必要になる。
空虚な日々など、経営にあろう筈はない。
 
・・・・・・
5259,閑話小題 〜インサイドヘット(シネマ感想)
2015年08月08日(土)
     〜インサイドヘット:なぜ、“カナシミ”は必要なの…?〜
   * シネマ 〜インサイドヘット 感想 
 先週みたシネマの感想になるが、面白い切口である。心の中の感情を
擬人化した人形のアニメとしての遣り取りに興味を持ってみたが、難しい
感情問題を、軽妙に?扱っているところが良い。ヒロインのヨロコビと、

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08月08日(火)
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