ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5988,閑話小題 〜最後の講義・8 ー石黒浩:対談
* 意識の場所を指し示すことは難しい
―他人を見る以外自分の姿は見えない―
彼は、小型の人型ロボットを幾つか並べて、色いろな相談の質問に対応する
効用を示している。専門分野が違ったフレンドリーの人型ロボットなら、対話
も進むことになる。初めて知った時は、仰け反るほどの驚きであった。
――
<石黒> 「嫌なことはやらない」というのを貫いています。やりたいことを
やるのは小学校の時から同じです。だから、つらいと思った記憶はありません。
<本荘> 普通、これはやるけど、これはやらない。と決めてしまうと、
可能性が限定されそうですが、石黒さんは興味のあるものだけをやるという
考えを持ちつつ、他分野・異業種の人と関わり、フィールドを広げていますね。
<石黒> 他人を見る以外に自分の姿は見えてこないじゃないですか。
自己意識を持つには、人と関わるしかないわけです。異業種の人でも、意外に
自分との共通点を見つけると面白くなって、一緒に何かをしたくなります。
要するに、すべて自分を知るためです。自分自身や人間という存在に興味を
持っているので、大抵何でもできるし嫌なことはないわけです。
<本荘> 一般の人は、自分の録音した声を聞いたり、録画したものを見たり
するのは違和感があると思いますが、石黒さんはそういう感覚はないのですか。
<石黒> 自分自身の感覚がよくわからないフワフワしたものだから、それを
確かめたい思いがあるので全く抵抗がありません。もしかすると、リアリティ
がないのかもしれませんね。「意識の場所」は、このあたり(場所)にあると、
ピンポイントで指し示すことは難しいですよね。
――
▼ 秘異郷ツアーには全国から「面白い人、大変な人」を選りすぐったと信じ
ざるをえないこと屡々。その旅仲間の中に、それぞれが合せ鏡で自己を見つめる
研修をしていることになる。行先は、異世界が次々と現れ出てくるから面白いこと、
この上ない。違った異世界を目指し、感動するのが目的。どれもこれも、生涯、
忘れえぬ人生体験になる。<他人だけでなく、他所を見る以外、自分の居場所は
見えてこない。> ということ。魂を大自然に開放するため、私たちは旅に出る。
・・・・・・
5623,人生を幸福で満たす20の方法 〜B
2016年08月07日(日)
<人生を幸福で満たす20の方法>三宮 麻由子(著)
* 空虚な日々を楽しむ方法 〜ゲーム感覚でチャレンジ
≪ 2.ゲーム感覚でチャレンジ
楽しいチャレンジしてますか? 「楽しいチャレンジ」と「重荷」の差は、
「大変でも楽しい」と思えるかどうか。子供の頃から母親に、「何かをやろうと
決めたら、楽しみになるまで集中すること。始めたら絶対に諦めないこと。
それとライバルを見つけて、負けないこと」と言われてきた。母は何事も、
それでやり遂げてきた。著者は暗闇の中で、幸福を満たすに、人一倍の苦労が
必要だったろう。 それを前提で、これを読み解くと、一言一言が胸に刺さる。
ゲーム感覚は、もう一人の冷静な自分を見つめる視点を持つことが可能になる。
26歳から新規事業に向け動き始めたが、何もかもが初めてもあり、店にしろ、
ビルにしても、立上げは一通りの困難が次々と押寄せる。それを繰返すうちに、
事業とは、これらを解決するプロセスと実感できるようになる。ならば事業は、
困難解決プロジェクトとして、ゲーム化をし、楽しむことが、合理的で面白い
ことに気づくことになる。この随想日記も、15年数ヶ月、ほぼ、休んだことが
ないが、これもゲーム化で楽しんでいる。2〜3ヶ月に一度は、全くテーマが
浮かばず、呆然とする。問題は、ここから。 そういう時ほど、よい文章が
書けることを体験上知っているためか、どこか心に余裕がある。でなくては、
続かない。5年前の事業整理も、その一連をゲーム化をして楽しんでいる私が、
準備期間を入れた45年間の総括として割切っている私が、確かにそこに居た。
そして、それを笑っている蓄群も、である。
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08月07日(月)
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