ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5881,本物の教養 −1
<人生を面白くする 本物の教養 〜出口治明 (著) >
* 本物の教養
受験勉強から解放された20歳の頃、都会生活の孤独と、様ざまな学生仲間
の接触で、基本的教養としての読書量の絶対的不足に気づくことになった。
以来50年以上、一日、2〜3時間の読書習慣を義務つけてきた。その割に何かが
足りない?が、これはさて置く。そのお陰で、リタイア後も時間が足りない程、
知的欲求、好奇心も、前向きの気持ちも全く衰えてないのは永年の読書習慣で
地頭で考える力がついた御陰だろう。 デ、図書館で見つけたのがこの著書。
< 内容紹介
教養とは人生における‘面白いことを増やすためのツール’であるとともに、
グローバル化した社会を生き抜くための最強の武器である。その核になるのは、
「広く、ある程度深い知識」と、腑に落ちるまで考え抜く力。
そのような本物の教養はどうしたら身につけられるのか。六十歳にして戦後初
の独立系生保を開業した起業家であり、ビジネス界きっての教養人でもある
著者が、読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法等々、知的生産の
方法のすべてを明かす! >
――
冒頭で、シャネル創業者ココ・シャネルはが語った言葉を紹介する。
「私のような大学も出てない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている
花の名前を一日に一つぐらいは覚えることができる。一つの名前を知れば、
世界の謎が一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界が単純になっていく。
だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい」
まさに、現在の日々の生活実感が、この言葉が代弁している。
長年生きてきて、読書習慣を身につけて以来、落込めば落ち込むほど、
心の地底から何か温かい水泡が次々と湧出てきた。あれは何だったのだろう。
両親から貰った温みだろうか。そして、本を通した見知らぬ人の温みだろうか。
特に、50歳を過ぎた頃から、何か、毎日がウキウキし、楽しく、面白く、酒と
肴が美味しくなっていた。
『生きるとは、地球外生物が、幸運の積重ねの結果、80年の地球旅行に招待
されてきているようなもの。とすると、旅人としては、地球上の極上の大自然の
景観と、そこで人間が営営とつくり上げた文明・文化を知り、恩恵を目一杯、
受けて味わうのは、選ばれし者の権利であり、義務である。その視点を持てば、
世界は広いし、深いのが見えてくる。それは、決して世界の最果てだけでなく、
身近にもある。極上の地球観光旅行に、日常の些細なことでエネルギーを使い
果たす生活など、勿体ないじゃないですか』と、強く考えるに至った。
それを阻むのが、18歳までに作られた常識と、バカの壁。何も気づかず、
日常生活にエネルギーを吸取られ、それが全世界と信じて疑わない世間人。
〜つづく
・・・・・・
5516,閑話小題 〜トランプ・マニヤ
2016年04月22日(金)
* 道化師の泡沫候補の鼻息
「トランプの暴言集」とネット検索をした結果の一つに以下の内容があった。
典型的な泡沫候補が、共和党候補になる勢いだが、保守白人の本音がこれ!
共和党内の支持者の91%が白人、「移民が米国民の雇用や医療保険を
剥奪している」と考える人が83%、「黒人が貧しいのは本人の責任だ」と
考える人が93%だった。男性のトランプ支持が女性の倍。つまり、弱者への
優遇に不満を持つ白人がトランプの暴言に溜飲を下げている。末恐ろしが、
これがアメリカ白人の本音。 〜「トランプの暴言」で検索すると〜
【 1年前は“道化師”とからかわれたドナルド・トランプ候補(69)だが、
今や大衆に強く支持されて共和党候補のトップを走っている。
その理由は全身をポピュリズムで武装しているからだ。
・「ポピュリズム、いわゆる大衆迎合主義というのは支持基盤がもろいので、
トランプブームは一過性というシナリオも描いておく必要がある。ただ、
8年前にオバマ大統領が『チェンジ』を掲げ、彗星のごとく登場したときの
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04月22日(土)
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