ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5864,7つの習慣 ー2 【「効果的」対「能率的」】
「7つの習慣-成功には原則があった!
スティーブン・R.コヴィー 」
ここで、コヴィーは、偉大なものが培われる土台は、内なる日々の考えと、
習慣という。日々の無数の習慣づけの結果が大きな変化をもたらすと。
「万有引力といった法則が自然界に存在しているように、人間の生活にも法則
が存在している。それは地球上の何処にいても存在している」
「人は変わらざる中心がなければ、変化に耐えることができない。変化に対応
出来る能力を身につける鍵は、自分が誰なのか、何を大切にしているかを明確
に意識することである。」 等々の人格主義の名言が並ぶ。
♦ 【インサイド・アウトが基本】
著者の基本的な考え方は、「インサイド・アウト(内から外へ)」
という言葉に集約されている。これは、他人や環境の変化を待つのではなく、
自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということである。
自分のあり方(自分の内にあるもの)を変えることにより、自分の外にある
ものをプラス方向に転換させることができるという。
♦ 【「効果的」対「能率的」】
1980年代末まで、西側では能率追求の経営管理理論が数十年続いていた。
機械偏重文化の象徴の時間管理の概念が、個人の生活まで広がりを見せていた。
人生に何らか問題があるなら、それは「非能率な資源配分」にあると…
これに対しコヴィーは別の見方をして、「何が自分にとって大事か考えよ」
それを中心に人生が動いているかどうか。能率は気にするな。自分の行いに、
意味や価値が抜けているなら、「能率的」であっても、無意味だと。
彼は、ここで20世紀の自己啓発の主流であった個人主義の、自ら何処に
向かうかも知らない能率主義に対し、効率主義を提唱した。
―
▼「ほとんどの人は人生を、強いか弱いか、厳しいか甘いか、勝つか負けるか、
食うか食われるかの二分法で考える。この考え方には、欠点がある。それは
原則でなく、力関係、地位などの基づいている。Win-Winの考え方は、互いに
満足させるに十分な結果があるはずだというパラダイムに基づいている。]は、
この本の要諦になる。夫婦関係、親子関係を考えれば、分かりやすい。
6年前の人生の節目時の心の危機対策も含め、週に5日のスポーツジム通いと、
‘読書とネット時間’の倍増と、20時の就寝時間と、一時間早めた4時起床の
スケジュールを組み現在に至ったいる。 自然を神に例えるなら、
「人生の姿勢を正すために、神は、この試練を与えた」と、前向きに考えた。
そして、淡々と日々を過ごしていると、あの方々が??… そして、
それまでの曖昧な贅肉のついた自分の姿が浮上がって見えてくる。
その場に立ってみなければ分からない。社会の切口一つで全く違って見えて
くる、その面白いこと。これも、心が定まったためか。
〜で、偶然、以下に文脈として続く。
・・・・・・
5499,閑話小題 〜『男って、定年になったらいらないのよね!』〜A
2016年04月05日(火)
『老いかたレッスン』渡辺淳一著 より
* 出かけようにも、何処に?
『男って、定年になったらいらないのよね!』 リタイア後に、
こんな言葉を投げかけられたら夫は、グサッとくる。これに近い言葉を
週一は投げかけられているが、長年かけられたら生きる気力がなくなる。
著者は私より12歳年上。この本を発行した2年後に80歳で亡くなった。
私にとって、70歳代を生きる道標のような内容。75歳からの後期高齢期は、
右下がり一方で厳しいらしい。 教訓として、『あと5年間、捨身で生きろ!』
〜世田谷区内の高齢者10万人のデーターによると、
・65歳以上の高齢者の4人に3人は、自宅内から一歩も外に出ない。
・近所付き合いは、「ほとんど付き合いがない」「挨拶をする程度」が6割弱。
都会の高齢者、特に男性は家に篭りきりで、外には滅多に出かけないため、
急速にボケるらしい。外に出かけようとしても、何処に行っていいか分からない
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04月05日(水)
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