ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5848,閑話小題 〜ブログは、不特定に向けたマシンガン
* 暗闇にマシンガンを撃つような
何冊も良書を書いているユダヤ教のラビの話。
< 本を書くのは暗闇でマシンガンを撃つようなもので、誰にあたるか、
まったく予想がつかない。>
「一日・一テーマ」の文章を、ブログで公開してまる16年、「やすまない、
気を抜かない、無心に、全霊を込める」をベースに続けてきた。完成するだけで
精一杯のため、第三者を傷つけているかどうかの精査をする余裕など全くない。
暗闇に向かって無差別に乱射するマシンガンの弾のようでもある。多くの人に
傷をつけてきたようだ。気持ちは遺言のつもり。 毎日、過去の文章を読返して、
誤字とか、シリアスな言葉に冷汗を流すこと屡々。危険を背負っているが故の、
スリルとサスペンスもあるとしても… 公開した言葉は「覆水盆に返らず」。 。
毎日、テーマを探し、内容を構築し、魂を入れる習慣は絶大な秘儀がある。
私しか書けないテーマと筋書がある。それも知る限りのことしか書けない。
始末が悪いのは、『あくまで、自分のための雑記を公開しているだけ!』の、
開き直りがあること。
* 死は人生の完成
「死は人生の終末ではない。生涯の完成である。ールター」の言葉がよい。
終り(プツン)ではなく、完成と思えば、虚無的にならないで済む?
5円玉を人生に例えると、真ん中の穴が死? 有って、無いような。
70歳代に入ると、後方からの死神の気配が、正面から近くづいてくると
聞いていたが、成るほど日々、その実感をしている。
ウェーバーの「生きることは病であり、眠りはその緩和剤、死は根本治療。」
の言葉も、「そろそろ根本治療に入って然るべく時節かな」ということか。
「生きることは病」とすると、生きれば生きるほど、病が重っていく?
それも、その人次第だが。 娑婆には、生きたままの『未完成交響曲』が…
「人生の完成ですか?死は!」 人は生きたとおりに、死んでいく。
未完成しか生きられないし、未完成で充分だが、生涯の完成と思いつつ、
老いを生きる覚悟も必要じゃないですか? 未完成というからには、
一応、カタチになっているのだから! 所詮は、宇宙の中の粟粒でしかない。
・・・・・・
5483,閑話小題 〜51回の海外ツアーで
2016年03月20日(日)
* 海外ツアーのテーマの棚卸
51回の海外ツアーに参加してきたが、その行蔵は何ものにも代え難い財産。
知れば知るほど、世界は広く深いことが解る。10回目辺りから秘境・異郷ツアー
に重心移動をしたが、10年ほど前からは欧州中心になっている。リタイアー後、
諸事情で家内の鞄持ち?のカタチだが、何はともあれ、行けるだけで充分。
「行けるうちに、行けるところに、行っていて良かった」と実感する。
・大陸別では、アメリカ大陸、オーストラリア大陸、ユーラシア大陸、インド
大陸、アフリカ大陸があるが、万遍なく行くのと、一つに絞り込む選択がある。
・他に、テーマを、文明、文化、山脈、滝、氷河、平原、クルーズ、お祭り、
有名ホテル巡りなどのテーマを決めて周る人がいる。 〜テーマとして・・
☆ まずは文化。 ツアーの過半数以上は、何処かの首都を経由地として一泊。
そこには、名だたる美術館や・博物館のコースが組み込まれていて、その国の
名画や工芸品、遺跡などで発掘された国宝クラスの古美術品が展示されている。
それらを、み続けているうちに、門前の小僧、その魅力に取込まれてしまった。
上野界隈の美術館で、その数点の展示で長蛇の列になる名画などが、数多く
展示されて、間近で見られるのが良い。 文化の一つに、各地の料理がある。
それぞれ各地の特色ある味が、そのまま染み出ていて実に美味しい。と同時に、
日本料理の美味しさに改めて気づくことになる。 文化といえば、お祭り。
北スペインのパンプローナの牛追い祭りと、リオのカーニバルの熱狂がよい。
☆ 次に文明。古代の遺跡の7割がエジプトのナイル流域にあるというが、
これには圧倒される。他にアフリカ、中東の遺跡郡、中南米の遺跡群もよい。
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03月20日(月)
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