ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5577,突然、余命宣告を受けました ー⑥
* 死ぬこと(事業整理も)は、不幸なことか
5年前に、悪あがきの悪例を身辺で幾つも見ていたこともあり、追詰められる
前に事業断念をした。その一瞬の決断の間合いがポイントだった。 その時、
『事業整理は、決して悪いことではない。適切な時期であれば、むしろ良いこと
である。』の考えがあった。
創業、実業を経験し、最後は清算の決断に至る、文章作法でいう「起承転結」
のフルコースになる。 思いもよらないブラック・スワンの到来でも、何とか
軟着陸に至ったが、倒産は倒産。その一年後に地元の運送業者が買取って、
同ホテル名で、現在も運営をしている。弁護士の力量と、事前の備えがあって、
思いの外、スムーズにいった。一般的は、10〜40年かけた備えの体質に一切、
気づいてない。 で、内なる俄か判事になって、好き勝手な裁判話になる。
しかし、自らの財務体質に気づかない。「事業設計の段階で、万一のシェルター
の組みこみ」など、知る由もない。 その戯言が、想像できるから面白い。
〜その辺りから〜 『あの世へ逝く力』 小林玖仁男著
≪ 人が死ぬと「不幸があった」と言い、「病魔には勝てなかった」とも言う。
死をすべて「不幸」とか「敗北」にしてしまうのです。この脳への刷り込みに
よって、社会中みんなが間違った方向を向いてしまっています。
生まれ落ちた全員が死ぬのに、その全員が、最後は負け戦?
結末は「不幸なこと…」で「敗北」だと決めつけてしまうのは、あまりにも
乱暴でひどい話です。人間の尊厳に対して非礼な話であり、この発想パターンは
とてもおかしいと思います。
その結果、人々は死ぬ前から必要以上に死に恐怖を持ち、死んだあとも、
必要以上に深い悲しみに包まれてしまいます。悲しまれるよりも「ありがとう」
と言われたほうがいい。
私は今まで幸せに生きてきたし、幸せの中で満足して逝きたいから、
この「死」=「不幸」「敗北」という大間違いは正しておきたいと思うのです。
ある宗教に「抜苦代受」という考え方があります。教祖の子が二人、早くに亡く
なったのですが、霊界のこの二人が「信者の苦しみを抜き去り、代わりに二人が
受けている」という教え。簡単にいえば「お星さまになって守ってくれている」
ということ。ここでは死を「不幸」とせず「希望」に転じています。
違う宗教の教えでは、「短命な一生では、生かすはずの能力が余っているので、
生まれ変わるときはその分が足され、豊かな才能を持った人として生まれてくる」
という教えがあります。ここでも死は「希望」です。
死を悲劇としてとことん追いつめるのか。早い死にも肯定する理由を見つける
のか。すべては考え方の問題に過ぎません。≫
▼ 事業清算で、人生の大方の問題が解決してしまった。綺麗さっぱり、
焼き尽くし、未練も悔いも残らないプラス面に暫くして気づくことになる。
「事業清算」=「不幸」「敗北」は、間違い。前後一年間は、迷惑をかけた
罪と罰だが、前後の一年を除けた30年、いや45年は、面白く、幸せな日々である。
何の事情の知らない人たちの軍事裁判の判決に従うことはない。楽しんだ充実感
こそが私にとっての「実体」になる。で、批判した人が、死ぬか、不幸に自ら
陥っていく。 これが、不条理ではなく、『条理』である。いや、『情理』か。
で、偶然に、以下につづく。
・・・・・・
5212,3%の本当に幸せな成功者から学んだこと
2015年06月22日(月)
『世界の大富豪2000人が教えてくれたこと』トニー野中 (著)
* 世の中全体の一割が成功者、3%が心満たされた人たち
この本に、【いわゆる「成功者」「お金持ち」と言われる人たちは、世の中
全体の10%ほどいて、7%が「お金があっても時間がないとか、人間関係や、
健康に恵まれておらず、本当に幸せでない」と言われている。】とある。
別に、金満や、成功者でないとしとも、5人、いや3人に2人は、けっこう
幸せと思っているようだ。 私の場合、会社整理というハードランディングに
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06月22日(水)
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