ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5575, 閑話小題 〜英国がEUから離脱?
* 今週が注目
この23日に、英国のEUからの脱退か居残りかの正否の国民投票がある。
最後の最後は、残留だろうが、これだけは終わってみなければ分からない。
もし脱退なら、世界の景気が更に落ち込むことになり、アメリカ大統領選や、
独国、仏国にも大きな影響を与える。今年前半の一大イベントになるか否か。
時を同じくして欧州サッカー選手権の国別の戦いが、佳境に入っている。
今回から、機会がある度にTVで観ているが、これが面白い。他国同士でも
観客の熱狂に引き込まれる。彼らにとって、サッカーを通したリアルタイムな
代理戦争に参戦している感覚である。 リタイアをすると、自分の立場の
デバイスが小さくなるため、何事も新鮮に受止めれるようになる。
* 適正寿命
ある本の中に、『適正寿命』という文字があった。漠然と長生きできれば
よいと思っていたが、経済面、健康面、生き甲斐面の3つの条件が整った上
での、適正な人間の寿命を考えると、死にそこなわない、『適正な寿命』の
時節が考えられる。 男性の場合、健康年齢(寝たきりや介護を受けず日常
生活が可能な年齢)が70歳。死亡平均年齢が80歳からして、10年の介護が必要。
とすると、適正寿命は、その中間の75歳辺りか。 70歳になった私の実感から
しても、その辺り? 数年前に、仮説で、私の健康年齢を75歳に設定をした。
で、そろそろ、ガンか、脳梗塞の兆候が出てきそうだが。 何せ、平日は、
平均3時間も運動をし、何とか未病で抑えているため、表立っては、いたって
元気。「死ぬべきときには、死ぬがよい」が、余命半年か、一年と確定したら
動転し、奈落の底に沈むのだろうが。
・・・・・・・
5210,大脱出 〜お金、健康、格差からの・・
2015年06月20日(土)
『大脱出――健康、お金、格差の起原 』アンガス・ディートン (著)
* お金、健康、格差からの大脱出
いまひとつピンとこない内容だが、切り口は新鮮で面白い! 進歩には格差の
問題が生じる。それは、金銭だけでなく、健康問題にも関係する。小・中学校の
同期をみると、進学ごとに分類される前の社会の縮図がそこに見て取れる。
この年齢になっても、その格差は少しの浮き沈みが少しあっても、大した変化は
見られない。 何をもって貧しいか、豊かかの問題があっても、貧しい人は
貧しいまま? 豊かな人は豊かのまま。 同級生の男子の三割は亡くなったが、
何故か成績が悪い人が7割がた。すべからく、人は金、健康、容姿、両親の
愛情量に格差があり、その中に沈んでしまう。
〜アマゾンの内容紹介〜
≪ 世界はより良くなっている ――より豊かになり、より健康になり、
平均寿命は延びている。しかしその反面、貧困という収容所から「大脱出」を
果たせずに取り残された国や人々がいる。産業革命以来の経済成長は、大きな
格差も生んだのだ。経済発展と貧しさの関係について最先端で研究を続けてきた
著者が、250年前から現在までを歴史的にたどりながら、成長と健康の関係を
丹念に分析することで、格差の背後にあるメカニズムを解き明かす。
「本書は、進歩と格差の間の終わりなきダンスについて記している。
…単純に考えると、貧困からの脱出は金銭的な問題だと思いがちだ。
だがお金と同じくらい、もっと重要なのかもしれないのが健康と、
繁栄する機会を手に入れられるだけ長生きする確率の向上だ。
…富の歴史について語る本は数多くあるし、格差の歴史について語る本も多い。
健康と富がいかに密接な関係にあり、健康の格差が富の格差をいかに鏡のように
反映しているかについて語る本もたくさん出ている。私はその両方について
一冊で語りたいと思う」(はじめに) ≫
▼ その格差も浮き沈みがあり、目まぐるしく変化する。元プレイボーイ誌の
編集長の島地勝彦が、作家の故シバレンに受けた薫陶、『いいかシマジ、
平等や民主主義なんてものは、人生に何も生んでくれやしないんだ。上質の
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06月20日(月)
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