ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5571,閑話小題 〜せこいのは、日本の民度
   * せこいのは、日本の民度
 舛添要一都知事が辞任を表明した。石原慎太郎なら小説の印税が入るため、
これほど、せこいことをする必要もない。二度の離婚で蓄えが少ないこともある。
『都知事がファーストクラスに乗って何が悪い。ビジネスか、エコノミーに乗れ
というのか! ホテルも最高級で何が悪い。安全上もある。休日の公用車の使用
も、警備上、必要だから乗っている。何をいうか!』で終わり。マスコミも、
こういう弁の立つ人間には何も言えない。それにしても、日本のマスコミも、
一般人の民度があまりに低い。それなりの激務の仕事をしているのだから、
公私混同の灰色ゾーンもあって然るべき。誰も、こういう意見が言えないのが、
島国根性。つまらない国に陥ってしまった。敗戦国家の日本の末路現象とは、
こういうこと。とはいえ、せこいのは間違いないが。金がないと、政治家に
なる資格が無いということか。金欠としても、やり過ぎ。権力は人柄を変える。

   * ISのアメリカ国内テロ
 以前にボストンマラソンであったアメリカ国内のISテロが再び起った。
今度はゲイの集まる会場が狙われたところが、アメリカ的。 最初の標的が
ディズニーランドという。 恐ろしいのは、犯人が、ごく普通のイスラム教徒で、
当初は過激思想の持ち主でなかったこと。ネットによるISの洗脳である。
人の心の内は、規制できないため取締りも難しい。一強多弱の格差が続く限り、
テロは延々と続く。イスラム対キリスト教の原理主義者の構図だけでなく、
中国やロシアなどの多民族国家の虐げられている民族のテロに蔓延していく
ため始末が悪い。
・・・・・・
5206,昨日の朝みた夢の「夕陽の美しさ」
2015年06月16日(火)
  * こんな美しい情景をみたのは初めて
 昨日の朝みた、夢の中の「海に沈む夕景の美しさ」には驚いた。
右手の海に、まさに沈まんとするオレンジ色と、赤と、紫と、金色が混合して
縦に紫色の海に突き刺さった光景に、我を忘れ魅入ってしまった。近くから
『ここで日没を多くみてきたが、こんなのは初めてだ!』というため息交じり
の声が聞こえてきた。で、その直後に目覚めたが、その感動の光景はクッキリ
と残っていた。画家は、こういう夢を多くみるのだろう。それにしても、脳は
凄い画家としての創作能力があるもの。お近くなってきた?
現実に、このような日没を感動してみてたから、脳が創作をしたのだろう。
ケニアのサバンナ、ギリシャのエーゲ海の夕景、坂出の瀬戸内海の夕陽、
カトマンズの郊外の夕景、シリアのパルミラ遺跡の近くの高台からみた日没。
http://blogs.yahoo.co.jp/horii862000/archive/2015/6/15
そういう視点で思い出したら、あるある、いくらでも。それぞれのTPOSの背景が、
その夕映えをクローズアップする。夕映えといえば、新潟で事業を立ち上げた
頃、高速道路の延長線の東バイパスからみた紫に染まった雲と、夕景が
これまで見たことがない息を呑むもの。たしか、連れの人が、誰かに、
『この光景を見れただけでも、新潟に移住してきた価値がある!と、脳から
言葉が湧き出てきた』と、酒席で話しているのが聞こえてきた。
   * 「折々のことば」(鷲田清一) 〜朝日新聞一面より
 〜人類学者は「ヴュジャデ」を通じてひらめきを求める。(トム・ケリー)〜
《 はじめて見るのに、かってどこかで見たことがあるように思うのがデジャヴュ
(既視感)。 ヴュジャデはその逆で、見なれたものをまるではじめて見るかの
ように見ること(未視感)。 駄洒落(だじゃれ)である。偉大な発見はたいてい、
ありふれたものを新しい目で見るところから生まれる。 米国の経営者による
「イノベーションの達人!」(J・リットマンとの共著、鈴木主税訳)から。》
▼ 「既視感」に対し、「未視感」は、いいえて妙である。このところ、自分を、
 「未視感」で改めてみている。また、過っての旅行先をネットサーフィンで、
他人目線の写真をみるのも「未視感」になる。 毎日、御対面する、自分の十数年
分の文章も、そうである。
・・・・・・

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06月16日(木)
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