ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5403,グローバリズムという病 ー③
 『グローバリズムという病』平川克美著
   * グローバリズムに対する純朴な問いかけ ーB 
 グローバリズムを主導するアメリカの経済支配下にある日本は、TPP
合意で、更に大きく変わろうとしている。敗戦による勝者のアメリカが、
日本人を「薩摩芋からバナナ」へ改良?されてしまったのが現時点である。
(バナナは表皮は黄色で中が白色) で、薩摩芋は見たとおり。
韓国のようにアメリカにガンジガラメにされ、海外移住希望者が7割以上と
いう国。近い将来、似る可能性がある。 〜以下は前回からの続きである〜
≪・昔の賢明な方々、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています。
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、
 いくらあっても満足しない人のことだ」
これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。
国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。
私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、
みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。
根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて
見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。
・私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人
ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が
私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は
食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。
・私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。
そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働に
なった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。
なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。
毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になって
いるのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。
・そして自分にこんな質問を投げかけます: これが人類の運命なのか?
私の言っていることはとてもシンプルなものですよ: 発展は幸福を阻害する
ものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくては
なりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、
そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。
幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、
人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくて
はなりません。  ありがとうございました。 ≫
▼ 普段着は、中国、ベトナム製であっても、「ユニクロ」さえ着ていれば。
 地域間格差が無くなり安心できる。スマートフォン、TVも然り。
貧しくとも、トレードオフした輸入品を集めた百均ショップで買物を楽しめる。
セブンイレブンでは、トレンドの日常商品が日ごと変化し、並んでいる。
グローバル化が悪いのでは決してない。グローバル化がもたらす、一強多弱が
世界を歪にしてしまうのが悪い。しかし、その対処が出来ないのが現状であり、
上記の素朴な疑問になる。
・・・・・・
5038,閑話小題 〜深刻な子供の貧困問題
2014年12月30日(火)
 NHKスペシャルの『子どもの未来を救え〜貧困の連鎖を断ち切るために〜』
を観たが、年末の日曜日の21時のゴールデンタイムに放送するとは、NHKも
思いきったもの。それだけ貧困問題は深刻ということ。
  ーまずは、NHK・HPの放送案内の説明からー
《 過去最悪の16.3%。国が発表している「子どもの相対的貧困率」は年々
 悪化し、今、子どもの6人に1人、およそ300万人が国が基準としている
“貧困ライン”(一人世帯122万円未満)以下で暮らしている。 今年8月、
政府は「子供の貧困対策に関する大綱」を閣議決定し、関連法の整備に乗り出す

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12月30日(水)
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