ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4933,コトの本質 −3
* 地球システムと、人間圏 『コトの本質』 松井孝典著
10年ほど前、著者の本で、「地球をシステムとして捉る」の新鮮な切口は、今でも憶えている。
人間圏から宇宙、地球、自然をみるだけでなく、宇宙の彼方から逆照射で地球を見直し、
その中の一部としての人間圏、社会、文化文明を捉える考え方は、秘境ツアーから得た感覚と
似ていた。 それまで、そういう見方が、無かったことになる。仏教では、阿弥陀如来の視線が、
似ている。グーグルアースで、ネットで気楽に地球の彼方から星座や、銀河、惑星、
ブラックホールなど、宇宙の彼方まで見ることが可能である。また、彼方から太陽や
地球を見ることができる。 ーその辺りからー
≪ 地球とは何ぞやの本質はシステムにあると思ったときに、人間まで含めて考えなければ
いけないことに気づきました。いまの地球システムを考えてみれば、人間もその構成要素の
ひとつに入るはずですから。 というわけで、この頃から、人間や文明について、学生の頃の
ように観念的にではなく、私自身の独自の視点から考えることが始まりました。
地球をシステムとして考える視点から、その中で人間をどうとらえるか発想でき、「人間圏」という
概念が生まれてきました。人間圏という概念を導入すれば、文明論から環境論から人間論まで
何でも語れるじゃないか、ということ。人間圏を思いついた時、まったく新しい人間論も語れるように
なりました。人間圏という概念は、これまで誰も指摘していません。 これも、衝突脱ガス、
水蒸気大気とかと同様、私のオリジナルなアイデアです。それは文明論や地球環境問題を語る
うえで、なくてはならない概念です。 ≫
▼ 人間圏をつくりあげ、絶対と考えてきた人類が、ここで、大きな曲り角にきている。
20世紀まえからの右上がり経済の共同幻想や、西洋文明的進化が絶対だ、という考えである。
今だに〔新成長戦略〕など戯言を政策目標にしているアベノミクスが、その典型。しかし、アメリカの
実質的占領国の日本は、アメリカとの共同幻想を共にするしかない事情もある。 私見になるが、
人間圏には、上から? 白人圏、アラブ人圏、東洋人圏、黒人圏があって、白人が、富の多くを
支配している。それ以前に、動物圏も、同じ。それが、あからさまに残っているのがインドであり、
その根が差別を公認するカースト制。
・・・・・・
4566, 変えてみよう! 記憶とのつきあいかた ー2
2013年09月16日(月)
「変えてみよう! 記憶とのつきあいかた」高橋 雅延 (著)
* 経験も、その記憶も、受け止め方ひとつ
どうも、家庭に引っ込むと単調な日々になる。 好きなことだけが出来るため充実感はあるが
刺激がない。 で、週一のシネマと、TVの映画、ドラマの再放送、プロ野球、録画のボクシング、
インターネットとブログの日々になる。これもいいが、平穏のため、フラッシュバックが多く出てくる。
現役なら、現実の刺激がそんな記憶を瞬時に飛ばしてしまう。が、現在はそれがないこともあって、
振り回される。それも一瞬だが。 人生の後半になるほど、思い出されてくるのが、20歳代の
フラッシュバック。封印していた記憶が次々と出てくる。そんな折、図書館で見つけたのが、この本。
「実は、私たちは不確かな記憶に振り回されている」とある。 20歳代は自立の時節で、卒業、
就職、結婚など人生の大きな決断時、そのため記憶が鮮明になる。30〜40歳代も密度は
濃厚だったが、社会的な基盤が出来ていた。それもあり不安定の20歳代の方が新鮮になる。
「社会背景と、時代背景、そして家庭に恵まれていたこともあって、私には良い記憶が多く、
良い人生だった」と信じていた。しかし「人間は、嫌な記憶より良い記憶が残すように出来ている」
とすると「私だけが特に良い思い出、良い経験を多く積んできたわけでない」ことになる。
「良いこと一つに、嫌なこと一つ」を、「良いこと二つに、嫌なこと一つ」に、記憶を修正してきた。
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09月16日(火)
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