ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4931,コトの本質 −1
   * 喜びの根源とは  ー魂の響き!      『コトの本質』 松井孝典著
〈 我を絶えず外界と衝突照合させ、そこで内部モデルが一新されるときの快感はたとえようもない 〉
という著者の切り口が新鮮である。それが人生では、挫折とか転進などの節目に生じる
アップスケール(脱皮)の時に生じる喜びになる。それと、壮大な自然の出会いの感動や、
芸術の強振の感激も同じである。
「この感動は人生の大きな節目になる!」という感動が、まさに新しい内部モデルである。    
秘境先のリアルな光景に感動して、魂に刻みつけ、バーチャルになる一連が、私のライフワークの
秘境ツアー。 そのバーチャルと、TV番組の行先のバーチャルが重なって感動が蘇える。 
ーその辺りからー
≪ リアルとバーチャルとか言いますが、とりあえずリアルと呼んでいるものが外界と考えて
いいでしょう。 意識に拘らず在るもの、といってもいいでしょう。 内部モデル的に整理され
ものが、バーチャルです。それは、リアルとは違います。それはモデルですから。 
リアルというものをどう整理するか、というのは、内部モデルの在り方に関わります。
すっきり整理された内部モデルでは、背後にあるものがすべて見えます。
「ことが見える」という表現の中に、内部モデルのすっきり感があるわけです。
外界を投影した内部モデルの中で、めいりようで、リアルな外界の構造が、明瞭に位置
づけられるということです。
 生きていくということは、交わるということです。我というもの、これは大脳皮質の中に
内部モデルとしてつくられるのですが、それは、外界と関わることによってつくられることになります。
外界と関わることで、内部モデルがつくられるわけですから、我という概念すらも他と交わらなければ
つくられません。我、あるいは自分というものは、最初からあるものではないのです。 
人間の生においては「我とはなんぞや」というところの我の概念が生まれてこなければ、
何も始まりません。外界、他と交わって、最初に生まれるのが、我という概念です。
他という認識があり、我という認識が生まれる。他と我。これはペアになっている概念です。
 三歳くらいの幼児の脳の中で、外界という他を認識することが起きる、と考えられています。
他を認識したその瞬間に、それを認識している自分というものができます。
そういう段階から、絶えず外界を認識する作業を経て、その瞬時、瞬時につくられているのが、
脳の中にできている内部モデルなのです。我ができたあとは、まさに他と時々刻々関わる
ことによって、内部モデルを構築していく作業が、生きるということになります。その瞬間、
その瞬間は、それまでに構築された内部モデルとその瞬間毎に入力される情報を照合させ、
修正したりしながら、内部モデルを変えているわけです。 そうやって内部モデルができ、
変容していく過程すべてが、生きるということです。私は、考えることを仕事としたいと思い
それを続けているようなものですから、学生時代からずっと考えるということとは何なのか、
それを考え続けています。自分という対象を、外から見て分析すると、これまでに構築された
内部モデル、それが私の人生だと考えています。私というものをいいかえると、私の内部
モデルがそれであり、あなたというものをいいかえると、あなたの内部モデルがそれです。≫
▼「外界がリアルで、それが、内部モデルに整理されたものがバーチャル」は、分かりやすい!
 毎日書いている、この随想日記は、リアルをバーチャルにかえていることになる。 
過去の文章を振り返ると、実感として納得する。リアルは消えるが、バーチャルは映像、
言葉としてリアルの一端を残す。だから、バーチャルを侮ってはいけない。
リアルとバーチャルは裏表。そのバーチャルは、書換え可能ときているから複雑になる。
  ー偶然だが、以下の文章に続くー
・・・・・・
4564,変えてみよう! 記憶とのつきあいかた ー1
2013年09月14日(土) 『変えてみよう! 記憶とのつきあいかた』高橋 雅延 (著)

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09月14日(日)
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