ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4925,パワレルな知性 ー3
* カフェという集い −② 『パワレルな知性』鷲田清一著
カフェといえば、30年も経つが、『致知』という月刊雑誌を知って購読するうちに、
全国に愛読者の同好会があるのを知り、新潟支部を立ち上げた。今では年に一回参加しているが、
30年も続くとは驚き。全く知らない新潟で、肩書きを横にした同年代の人たちとの出会いの場、
一種のカフェのような集いの場を求めたため。とはいえ、当初は半分が営業ネタを探して
参加する人が過半数はいたが、それも良しだった。
ところで、学生時代の寮がまさにカフェのようなものであった。今でいうシェアハウス。
大きな屋敷の一角に、平屋で、4畳半と6畳の和室が25室、「く」の字に並んでいて、
角が炊事場と洗濯場で、両端がトイレ。廊下は土間で、あたかも馬小屋のようだった。
各部屋には鍵が付いているが、私生活があってないような。それが寮というものだが。
炊事場やトイレの行き帰りなどに、どこかの部屋の前にサンダルが幾つか並んでいると、
つい顔を出し、お茶などを飲んでいる輪に入る。そこでは、読んだ本や、政治経済、
現在進行形の恋愛の話題が中心になる。寮生は全国各地の出身者で、早大の学生が
半数を占めていた。
雰囲気は、まるで「住込みカフェ」のようで、なにもかも参考になることばかり!
その上に、それぞれの大学の親友が遊びにくるため、その輪は更に大きくなる。
そこで、軽井沢の山荘でのアルバイトとか、留学や、海外旅行の情報が、ごく当り前に
交されていた。それに加えて、大学では、クラブ、ゼミ、欧州旅行の仲間と、クラスの友人の
網目が出来ていて、広いコモンルームや、中庭、学食で誰かと話をしているかであった。
学生だからこそ、自由に様々の人と邂逅しえたのである。
現実社会に入ると、組織や、地域の社会の、それぞれの立場があって、自ずと人間関係に
制約があるが、学生時代は、それぞれの思惑は最小で済む。それと、高度成長期真っ只中の
恵まれた環境があった。
『カフェの集い』の視点で、人生を振返ると、やはり最終の学生時代が最も良かったことになる。
プライベートの時間が持てなかった『青雲寮』に、当時、不満もあったが、この環境が最良だったことに、
これを書いていて気づくことになった。 この寮生活で、それぞれの私生活で垣間見た姿から、
<人間には、教養とは別に、想像を超えた、善良と邪悪が混在した人が存在する>
ということを、知ることになる。そして、実社会に出てから、その多くを己の中で見ることになる。
秘境ツアーなども、これに似たところがある。全国から集まった見も知らない人たちと1〜2週間、
親密な時空を共有する。その多くは、ツアー慣れをしているので、直ぐ胸襟を開くが、それぞれが
様々な情報の宝庫のため、そこはツアー・カフェそのもの。かって長屋の御隠居は、横丁カフェの主。
私の友人に、喫茶店に入浸って?半世紀以上、その人自身が、カフェみたいな人がいる。
いや、居酒屋? 問題は、そこが教養ある知的会話?であるかどうか!
共通した価値観と、それぞれの全く違った価値観を備えた人との出会いこそ、カフェの集いの
面白さになる。 とすると、このブログ、『居間の一人カフェ』になる。 時々、塩昆布茶もあるが。
・・・・・・
4558, 東京が、2020年の開催地に決定!
2013年09月08日(日)
5時20分に、次次回のオリンピック開催地が発表された。
その2時間前の3時に何時ものように目が醒めたため、布団の中で瞑想モードに意識を持っていき、
「私が神としたら、3都市の何処を選ぶだろうか?」と考えた。 その結果はイスタンブール。
5時からのTVの特別番組の選定会場で、まずマドリッドの落選。あとの残ったイスタンブールと
東京の二者択一の中で、東京が決定された。 「そんなことをしている場合じゃないだろう!」
が、気持ちにあったが、いざ発表となると「東京」と願うのが人情。
以前から、「2020年の75歳が死に時」と思っていた。その年が、これで東京オリンピック開催の
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09月08日(月)
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