ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4909,世界の美しさをひとつでも多く見つけたい ー3
                   『世界の美しいさを一つでも多く見つけたい』石井光太著
   * 「小さな神様から、小さな物語へ」 
 著者は、東北震災の被災の地で、苦しんでいる被災民それぞれの「小さな物語」を見つけ出す。
起こってしまった現実に対し、自分を納得させる物語でしか救われないのである。
ーその辺から(P222)よりー
≪ 「私は、夫が家にいた私を心配してもどってこようとして被災したのだと思っでいます。
夫は私を助けようと命を落としたのだと考えたいのです。 消防団員からすれば、「町のために死んだ」
と考えた方が死を受け入れやすいはずです。しかし、奥さんからすればそう考えるより、「自分を助け
ようと死んだのだ」と思った方がどこか納得できる。「小さな物語」が落としどころとなって前を向くことが
できるようになるのです。 ―夫は町のために死んだのではない。自分を助けるために家に帰ろうとしし
流されてしまったんだ。私は彼女がそう自分に言い聞かせながら生きていこうとする姿を見て、
こみ上げる感情を抑えきれなくなった。彼女にとってこの物語がどれだけ大切なものであるか。
それは闇に閉ざされた海に灯る灯台のようなものです。この光があるからこそ、彼女は闇の中を
進んでいけるのです。≫
▼ 数ヶ月かけ書いてきたー「事業人生を決心して45年の」の語り直しーが、これに近い。
 書くべきことでないが、自らを保つため書いてきた。いや、このブログが、毎日の「小さな物語」。
「死んで3日も経てば、300年前に死んだと同じこと」というが、書き残こしておけば、痕跡になる。
成るほど、ブログは墓場。 毎朝、過去の10年以上の同月同日の文章に目を通すが、
これは過去の自分自身への墓参りでもある。
・・・・・・
4542, 閑話小題 ー種銭の話 ー3
2013年08月23日(金)
   * 種銭は、まず一億が目安
 日経新聞の『私の履歴書』で、誰かは忘れたが、「事業の種銭は一億円。そして次は三億。
何はともあれ、その金額を用意すること。」と語っていた言葉が記憶に残っている。20数年前のこと
だが、その間にデフレもあり現在でも通じる金額。「富裕層=ミリオネア」が金融資産1億以上と
いうから、これがロットしての目安のラインとみてよい。 ミリオネアが、世界では1千万。 
日本で190万人が存在するというから、一世帯あたり2・46人とすると、467万人、総人口
1億2600人として、37世帯に一軒が1億円の現金を持っていることになる。
「40軒弱の世帯が一億の現金を、その70倍の2700世帯に一軒が10億の現金を持っている」と、
家内の反応をみたら、「そんなにいるはずがない!」と取り合わない。
 地方の最もマイナーの経済地域にいることもあるが、大学の友人を見ると、有り得ること・・ 
 33年前の私の創業時の手持ち金額が1億。手持ちの土地が1億で、合計2億。
それに1億8千の借入で、総計3億8千が、最初のホテルの投資額。これが創業としてのロットと
すると、こんなもの。 ホテルは創業は華々しいが、一度、投資をすると20年〜30年かけ回収する
地味な装置産業。結果からして、10年を節目で売却、転身すべきであった。
その辺りが私の限界である。事業年齢からみて30年経過後の老衰死。 残ったのは、家内名義
の自宅と、家内名義の幾ばくかの預金と、何とか人並みに過ごせる?二人分の厚生年金分。
子供が本気で事業を望めば、自宅を売却して何とか・・ だが、子供も家内にも、「家のために」
「自主独立のため独立」とかいう気が全くない。それより世界恐慌の本番に向け、下手に事業など
しない方が得策。 ところで、100億、いや10億の現金があったら、何をしたいか? 
今さら、何もない! 50歳代までに遣り尽くした感があるので、今さらハワイかシンガポールへの
移住するのも面倒。京都か、軽井沢近辺に住みたいとも思わない。 あとは人生をスキップしながら、
適当に生きていければ充分。世界恐慌の最中、衰退する地方も面白いと思えばよい。
・・・・・・
4167, 老年行動学 ー4
2012年08月23日(木)

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08月23日(土)
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