ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6109,閑話小題 〜根深いが、軽い問題だ、これは!
3、それぞれの場所に関連付けていく方法で、現代記憶術で言う「場所法」。
シモニデスは更に、『場所の順番が物を 護ってくれ、物のイメージが記憶
そのものを護ることになり、我々は、場所を蝋板代わりに、イメージを文字
代わりにして、関連付ければいい』と、記憶術の真髄を述る。
これが25百年前に発見された記憶法である。 】
▼ 早速、事例にした、熊、ゴミ、靴、大学、ドラマ、トラックなどを
イメージし、自宅の駐車場、庭、玄関、居間に貼り付けた。そして一日後、
思い出してみたら完璧に憶えていた。ベテランでも時に忘れるが‘記憶の不備’
でなく‘認知の不備’という。ここで、紹介していた実験に考えさせられた。
学生たちに30枚の写真をスライドで見せて、憶えているか?
と聞いたところ、全員が笑って、憶えているわけがないという。そこで、
その一枚一枚の横に違う写真を貼り付けて、見せたところ、最初にみた写真を、
全員が憶えていた。人間は一度見たもの、経験したことの殆どを記憶している
という。48回の海外旅行の行先の旅番組を見るのが楽しみの一つだが、行って
なければ見ないし、その時の、記憶と番組が混合し、再び、そこに行った
気持ちになる。番組の映像が、この二枚並べたスライドと同じ効果が働き、
少し違う風景から、実体験の記憶が蘇ってくる。だから何でも見てやろう、挑戦
してみようという積極一貫の精神が必要ということ。考えさせらる本である。
・・・・・・
4280, 閑話小題 ー随想日記のテーマの見つけ方
2012年12月04日(火)
* 随想日記のテーマの見つけ方
11年7ヶ月、休むことなく、この随想日記を書き続けてきた。
一つの張り合いになっているが、問題はテーマのネタ。これが難しい、
というより思い浮かばない。TVや新聞から思いついたり、雑談で思いついたり
様々である。二週間に1〜2度、図書館で10冊を借り換える。それを机の左に
積み重ねておき見つけるのが半分くらいだろうか。
自分が面白い、成るほど、と納得する内容でないと後で読み返した時、心に
振動しない。その為、本探しから違ってくるが、これが良い。それと、たびたび
自分のワダカマリをテーマにする。これは考えることになり、解消の切欠になる。
去春以来、何のワダカマリをテーマにしてきたのは、そのため。赤裸々過ぎたが。
その時々のテーマを探すのは、人生にとって最重要事項。それを続けることは
最上の習慣化だが、12年近く実施しているわりに教養が増した感がない。
書いたと同時に完全に忘却するためだろう。しかし、この習慣、一度身に着ける
と良いことが多々ある。何か事があると、その場でキーワードを探し文章化して
しまう。3つも見つければ、完成に近い。それは、考えることそのもの。
それを後でパソコンに書き込むが、メインキーワードをテーマに入れる。
そこで違うテーマに変更する場合がある。毎日書いていると、その辺が面白い。
プロの書き手はテーマを依頼されると、数十、数百冊の本を集め、目を通すという。
その過程で内容の荒筋をつくり、その後、内容の肉付けをしていく。現在では
パソコンとネットがある。アマゾンなどから多くの資料の入手が可能になった。
4千も超えると、同じような内容を知らぬうちの繰り返し書いている。
現在のような、有り余るような時間の中では、テーマ探しは、けっこう面白い。
それにしても、下記のテーマと文章を読み返すと、赤裸々で、心根が、
そのまま現れ出ている。今さら、虚飾も何もないと開き直るしかない!
12月04日(月)
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