ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5556,アメリカに見る貧困問題 ―①
世界一のお金持ちの家庭(日本国家)では、旦那さん(日本政府)が974兆円もの大金
を借りています。しかし、別に外部の金融機関などから借りているわけではなく
奥様(家計)から借りているのです。しかも、旦那さんはちゃっかり467兆円もの
お金を、へそくりとして蓄えています。この家の奥様は、個人としては世界最大
の金持ちで、純資産額が1058兆円にも達しています。 結果、この家庭は
「家族としての純資産額が243兆円もの規模に及び、この金額は家庭の純資産と
しては世界最大となっているのです。家の中で、最大の稼ぎ手である長男
(非金融法人企業)が最近、今一お金を稼いでこないため(法人税が減少している)、
仕方なく旦那は自ら一家の支出を工面している。とは言え、実際には奥様から
お金を借りて、やりくりしているだけなのですが。しかも、その支出は基本的
には旦那さんの家族のために使っている(定額給付金や公共事業など)のです。
家族みんなが旦那さんからお金を受け取り、それを税金といった形式で再び
旦那さんに渡したり、またまた国債という形で貸し付けたり・・ と、
家庭内で、お金のキャッチボールを延々と繰り返している仕組みなのです。
家庭内で様々な形でお金の受け渡しを繰り返してはいるものの、家としては
 世界一のお金持ち。これが現実の日本の姿なのです。
▼ 何度か、この例え話は聞いたことがあるが、「スナックに金持ちが入って
 きたとして、それでスナックが豊かになることはない」とか、「大借金を
持った人がいたところで、スナックの借財が増える訳でない」というのもわかる。 
要は国民が金とか現物の投資、外国の国債や株に逃げないことが前提である。
飽きれた子供や奥さんが何時の間にか預金を下ろして、他に移動する可能性
がある。この家は、他に二百数十兆の預金が外国にあるという。
但し、この家の親父は暴力団に脅されて500兆ほど大事そうな借用書と交換に
貸し付けているという。普通の家庭の」平均総資産が3500万あるが、借金は
半分ほどある。それを、どう見るかである。ただし、預金も、ある日(二年後)
価値が半減する可能性がある。「氾濫する川辺の家の家族」かい。

06月01日(水)
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