ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5557,アメリカに見る貧困問題 ―②
アメリカの人口が、32000万人のうち、6500万人が『低所得者向け食料費補助』
を受けているというから、2割が受けていることになる。しかし、日本の
「相対的貧困率」は16%、別に驚くことではない。日本には生活保護がある。
貧富の格差の問題で、まず考えるは、自分の子供に期待するのが、第一歩になる。
韓国、中国では、将来の夢を子供に託して、お受験が激化している。日本では、
一時期、「ゆとり教育」を採りいれてしまった団塊世代の子供たちの弊害問題。
それが、そのまま、格差として表立ってきている。
* 後半の16〜30 から
『アメリカの貧困と格差の凄まじさがわかる30のデータ』(2014/3/データ)
≪16. 一人当たりの平均資産では世界4位に入るアメリカも、中央値はランク外。
17. アメリカの5人に1人の子供が貧困線(1人当たり、1日1.25ドル)
以下の生活を送る。6人に1人の老人が貧困線以下の生活を送る。
18.アメリカの子供の貧困率は世界で2番目。日本は9番目に高い。
19.アメリカは先進国の中で最も相対的貧困率が高いが、日本も高いグループ。
(相対的貧困とは「ある国や地域の大多数よりも貧しい相対的貧困者の
全人口に占める比率」であり、この率が高いほど格差のある社会といえる。
20. 2012年、1か月以内にフードスタンプ(低所得者向けの食料費補助)
を受給したアメリカ人は6500万人に上った
21.アメリカの子どものホームレスは約120万人。半分を6歳以下が占める
22. 食事を無償で提供する場所に通うアメリカ人は2006年より46%増加した
23. 上位1%の富裕層が、世界資産の38%を保有している
24. 世界の80%の人は所得格差が拡大している国に住んでいる
25. 先の金融危機の1年後、上位25社のヘッジファンドは総250億ドルの収益を得た
26. ビル・ゲイツが持つ資産は500億ドル。これは世界140国の年間GDPより多い
27. アフリカ大陸の国の資産をすべて合わせても世界の総資産のうち1%
28. アメリカで上位0.01%は平均所得2734万ドル。一方下位90%は平均3.12万ドル
29. アメリカ下院議員で100万ドル以上の資産所持者は58%。
なお、100万ドル以上の資産保持者はアメリカ全体のうち1%にすぎない
30. 上位5%富裕層が、アメリカのすべての消費のうち37%を行っている
――――
▼ 義務教育の中学時の日本全体がまだ豊かさから、ほど遠いものがあった。
当時の顔ぶれを成績順に見ると、家庭環境、とりわけ親レベルが、そのまま、
人生にうつし出されている。還暦、古希の会の出席者の現状からみて、そのまま、
拡大した人生を過ごしていたようだ。それぞれの家庭環境のアドバンテージの
格差が、そのまま比例して人生に影響している。欠席者には、人生に恵まれない?
人か、既に亡くなっていた人が多い。フランス革命の理念、『自由、平等、博愛』
は、その真逆の現実があるから、理想として掲げたもの。貧富の面からみても、
人生は不条理である。〜これも偶然だが、2年まえの同月同日の以下に続く〜
・・・・・・
4827,金持ちとは、10億以上の純資産を持つ人
2014年06月02日(月)
* お金持ちの定義とは!
お金の話題は、何か知らねど面白い!猛獣使いと同じで、危険な野獣を飼い
慣らしている内はよいが、一つ間違えれば喰い殺されてしまう。
金から自由になるには、自由になりたい分、確保しておく必要がある。
ーこの随想日記内検索と、ネット上から「お金持ち」について調べるとー
< ある統計によると65歳のアメリカ人100人のうち金持ち1人、快適な暮らしを
送る人4人、まだ働く人は5人しか居ない。あとの56人は政府か家族の援助を
必要とし、残りの34人は亡くなったそうだ。よく「引退すれば、生活費が減る。
だからお金はそんなに必要ない」という人がいるが、それは間違い。
なぜなら生活費は下がるが、医療費は大幅に上がるからだ。多くの保険機関は
高齢者を制度から締め出そうとしている。これから高齢者はお金を持って
いれば生きられるのに、お金がないために死ぬということも起きる。>
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06月02日(木)
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