ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5252,自分もないし、あの世もない 〜ニーチェ「超」入門〜
主導の『構造改革』路線)に異を唱えつづけたところ2度にわたって「痴漢事件」
の犯人となり、公的な職を失った。2004年の事件は罰金刑が確定したが、2006年
の事件は最高裁で係争中。現在はブログで政治・経済分析を中心とする言論を発信。 
副島は早くから「植草氏は冤罪。売国者・小泉=竹中政治の謀略に嵌められた」
と指摘。 同時に植草氏の言論活動を高く評価してきた。両氏が相見える本書
では、小泉=竹中政策の糾弾はもとより、民主党・小沢代表への国策捜査、
「かんぽの宿」問題に象徴される郵政民営化の闇、世界金融危機の行方まで、
新聞やテレビでは触れることのできない
「真実の言論」を展開する。
▼ このところ読み続けている林秀彦氏の著書の叫びと相通じるところが多い。
 官僚、政治家、マスコミがアメリカの隠れたコントロールに入っておりそれに
歯向かう者たちを謀略に嵌めてしまう。アメリカの新自由主義の誤りを今さら
ではないが、それに踊った小泉、竹中は万死に値することは事実。私も数年前に、
やっと気づいたのだから遅い。しかし大手銀行の財務内容が改善されたことも事実。 
冷戦では西側として、アメリカの傘の中で共産主義から国を守らなければならな
かったが、それが終わった現在では、その構造が変わるのが当然のはず。
それを自民と官僚が売国的行為を続けてきた結果と二人は主張。 
植草は【一般国民の大多数は、観念的に「警察、検察、裁判所は中立公正であって、
正義の味方」という考え方しか持ってなかった。しかし一部の人たちから
「いや、そうではない」という考え方が広がってきた。】という。 
高橋洋一の万引き事件は、明らかに検察官僚の捏造事件と疑ってきたが、
植草の痴漢事件も冷静に考えると、やはり冤罪と見ると、辻褄があう。
一度、解体的混乱を通ってしか日本は改革できないのか。
頭と尻尾をみると、つくづく絶望的になる!

08月01日(土)
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