ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5253,二度の地球規模の大爆発 〜地球大進化46億年 ー③
ー「地球大進化 第3回 知られざる“生命の星”の秘密」ー
* 6500万年前の恐竜絶滅で、哺乳類が主役に
私たちは、数知れぬ地球規模の困難を乗り越え、現在に至っている。特に、
哺乳類の、そして類人猿の誕生は、進化上、あまりに大きい出来事である。
その辺りを、ネット検索をすると、番組の内容が、そのまま記述してあった。
≪ 2年前、中国で発見された胎生の能力を持った最古の哺乳類の化石がある。
エオマイア(黎明期の母)。 恐竜が全盛を極めていた1億2千500万年前の地層
から見つかりました。現在、お腹の中で子供を育てるすべての哺乳類の祖先に
あたると考えられています。恐竜の脅威と低酸素の環境という暗黒の時代の中、
哺乳類は子孫を確実に育てあげ、未来にかける戦略を強めていたと考えてられる。
季強博:「低酸素の環境ではからに閉ざされた卵による繁殖は決して有利とは
いえません。そこで子孫を確実に残す為に哺乳類は繁殖の方法を替えたのです。
体の中で子供を育てる胎生の方が卵に比べ、酸素と栄養分をより多く子供に供給
することができます。私は哺乳類が繁殖の方法を胎生へと替えた背景には低酸素
時代という環境が密接に関係していたと考えています。」
胎生を行うようになった哺乳類では母親と子供が胎盤と呼ばれる新しい臓器に
よって結ばれました。胎盤の中では、へその緒とつながる子供の毛細血管へと
母親の赤血球が勢いよく吹き付けられています。母から子へ、まるで母親の愛情、
そのもののように優しく吹き付けられる酸素たっぷりと含んだ赤血球。
新鮮な酸素が常に母親から与えられ、わが子の成長を支えるのです。
低酸素時代が凍死して始まった全く新しい母と子の関係。子供を愛しみ、確実に
育てる哺乳類のLifestyleが完成したのです。恐竜の時代が始めてから
1億6千万年後、再び地球を大変動が襲いました。突然現れた直径10キロの隕石
の衝突がもう一つの大量絶滅を引き起こし、恐竜の支配は終わりを告げた。
酸素濃度も回復し、地球は再び全く新しい時代を迎えることになりました。
2億5千万年前と6千5百万年前に起きた2度の大量絶滅、研究者たちはその
二つの出来事がなければ現在の複雑な生物の世界は決して生まれなかったと
考えるようになっています。暗黒の時代を力強く生き抜いた哺乳類は再び地球の
支配者として返り咲いた。恐竜から効率的な呼吸システムを受け継いだ鳥たちは
それを飛行へと応用し大空を自由に舞うようになりました。そして私たち人類は、
祖先から受け継いだ酸素の効率的な利用によって思わぬ飛躍を遂げています。
大きな脳を手に入れたのです。重さでは全体重のたった2%に過ぎない人間の脳
は肺が吸い込む酸素の実に20%を消費しています。祖先が獲得した酸素の効率
的な利用がなければ私たちの人類の高度な知能は決して生まれなかったのです。
大きな脳を持った人類は、科学技術を一気に発展させました。その力は今や地球
の未来を大きく左右するにまで、膨らんでいます。人類を含む多様な生命が
息づく地球、それはかつて私たちの祖先が大量絶滅を始め数々の試練を戦い
抜きた結果、生み出されたものだったのです。・・≫
▼ 脳という考える司令塔は、肺からの酸素の20%を消費する。有酸素運動
が、体に良いのは、脳にとって酸素が有効に働くため。早朝のウォーキングで
酸素と、太陽のエネルギーを取入れる必要性が、このことから分かる。
6億年前には地球の全てが凍りついてしまう全球凍結が襲いかかり、
この変動の後、小さな微生物だった祖先は劇的に大きくなって、多細胞生物
となり大型生物へと進化していった。4億年前に豊かなサンゴの海を襲った地殻
変動、住処を失った私たちの祖先は上陸へと挑んだ。この時、獲得したのは
私たちの手や足。2億5千万年前、シベリヤの巨大噴火から始まった大量絶滅、
その絶滅を辛うじて生き延びた後、私たちの祖先は子宮で子供を育てるという
能力を身につけた。3300万年前、南極から始まった厳しい寒冷化、木の上
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08月02日(日)
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