ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4908,世界の美しさをひとつでも多く見つけたい ー2
・「プラティーク」とは、習慣行動と訳されるもので、我われが何を好み、色いろな場面でどのように振舞うかである。
・「ハビトゥス」とは、その習慣行動を派生させている規範システムをいう。 高校受験で、まず分類され、
高校のクラスも成績順に分類され、大学でふるい分けられ、次は就職、そして、それぞれの組織の出世競争で
ランクつけられる。ブリデューは「それぞれの階層の含まれる人間は、全てでないにしても、同じ習慣行動をとる」
このような構造を発生するものとして「文化資本」という概念を示している。
そういえば父が私を道具屋に幼児の頃から連れて行き、色いろな茶碗や仏像を意識的に見せていた。
母は、ことあるごとに倫理的な話や、商売の原理原則の話をしてくれた。 第二次大戦前まで、何代か続いた
古美術店を営んでいて、戦中、戦後に色いろな商売の立ち上げなどの経験を具体的に聞かされていた。
また、山本五十六や、地元の「ツガミ」の津上退助や、野本互尊との親交の中で学んだことなど聞かされて育った。
それが、「ハビトゥス」のベースだったことになる。 それがあったから、どの場面でも偉そうな何を見ても、
それがどうしたで、相手から威圧を感じたり、仰ぎみることはなかった。文化資本の一部分の引継いだのだろうか。
その文化資本は決して親だけでなく、自分で長年かけて形成しなければならないことも両親の生き様をみて分っていた。
毎日の早起き、読書、下世話な話をしないこと、日常の贅沢をしないこと、死に金を使わないことである。
「で、御前さんは、その程度か?」と言われれば、それまでよである。ただ、私たちは、その文化資本の匂いは
嗅ぎ分ける。その文化資本は、倒産などで一瞬に崩壊してしまうケースを、あまりに多く見てきた。
それぞれの階層は、その匂いには敏感である。特に腐った匂いには。 「習慣は第二の天性」である。
だから自分で良い習慣を一つずつ作り上げれば、ある日、突然違う自分を見出すことも可能である。その反対もある。
・・・・・・
2696, 「レンタルの思想」−4
2008年08月22日(金)
ー人類を救う「レンタルの思想」松井孝典対談集ー
どの対談を読んでも、なかなか難しいが、何度か読むと解かってくるから不思議である。
(字数の関係でカット 2014年8月22日)
08月22日(金)
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