ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6830,読書日記 〜『神の発明』―形而上学革命 −1
まさに大失職時代の幕開けである。
▽ 10数年前になるが「小さなチップに支店の機能の全ての入力可能」と、
 耳を疑うような話を聞いていた。その現象化が、コンビニや、駅構内の自動
決済窓口。更に、中国などではスマートフォンによる直接支払いが進んでいる。

◆ 銀行大淘汰の時代に銀行と金融マンは何をすべきか?
本書は、実務はもとより銀行のウラ事情にも通じ、銀行員の質の低下を憂え
続けてきた筆者ならではの視点で、AI時代の銀行のあり方を切り取るもの。
IT化、ブロックチェーンなどネット社会の進展で銀行そのものの存在意義が
問われるなか、相変わらずの横並び経営を続ける銀行と、そのなかで自己変革
のできない金融マンたちが直面している課題を解説するとともに、一般読者も
金融(銀行)の最前線で起こっている変化がわかりやすく理解できる。
▽ 『地方銀行消滅』津田倫男(著) ー2016/9/13 の説明には、
<全国の地方銀行が人口減少による経営先細りに苦しみ、一斉に統合・再編に
 走り始めている。10年後には計105行が28のグループに。>と。
4分の1とは尋常でないが、20年前、都銀が3行に集約された現実から見て、
何ら不思議でない。
  … …
☆ 年金生活者の身には多山の石としても、社会変動の一現象をシリアスに垣間
 見るには参考になる。大都市への一極集中化と、情報化の現れでもある。 
世界は日々、隅々までネットで結ばれていく。
 
――――
2017/09/15
閑話小題 〜 地方銀行消滅
 ふと、去年分の同月同日分をみると、以下なるテーマ「地方銀行消滅」を
書いていた。「第四銀行と北越銀行の合併」をテーマにしていた時には、これを
書いていたことを失念していた。数年で、3分の1、5分の1に再編・統合なら、
早々に、合併するのも当然のこと。健全ということになる。ただし地方豪族化
した体質、塗炭の苦しみになるだろう。
  
――――
2017/03/17
閑話小題 〜北越と第四銀行の経営統合
  * 北越と第四銀行の経営統合、の号砲一発
 昨日の夕方、TVのニュースで「地元NO・1と、NO・2の地銀の統合合併の
ニュースが報じられた。 6年前に一線を離れた身としても、驚きは大きい。
実際にあるとすれば、元・第二地銀の大光銀行と北越銀行と思って当然。
まさか殿様?の北越と第四銀行とは鳩に鉄砲の組合せ。
「合併に対等はなし」の通例からして第四の吸収になるが、目的は人員と
関連会社の整理。機械化と、ネット化などの合理化で、人員の三分の?が
不要になるという。ニュースであまり取上げられてないが、2年前の
北陸新幹線開通のマイナス効果。それと、二つの地元の大地震の損害と
原発停止による経済の弱体化も大きな要素。 
 〜ネット記事から
≪・新潟県の地方銀行で最大手の第四銀行(新潟)と二番手の北越銀行
(長岡)が経営統合する方向で最終調整に入ったことが、16日分かった。
4月にも基本合意を交わした上で、2018年春をめどに統合を目指す。
統合の形態は共同持ち株会社を設立して、2行が傘下にぶら下がる方式を検討。
将来的な2行の合併も視野に入れる。2行は統合による規模の利益の追及など
によって経営効率を高め、今後の生き残りを図る。
2016年9月末時点での2行の連結総資産額を単純合算すると、8.2兆円。
統合が実現すれば、全国の地銀約100行・グループの中で10位台に浮上する、
大規模な地銀グループが誕生することになる。
・2行を経営統合へと突き動かした要因は大きく二つ。
一つは、ここ数年で相次いでいる他の地銀再編と同じく、地元地域の人口減少と
超低金利環境だ。 国立社会保障・人口問題研究所によると、2行が地盤を持つ
新潟県における25年時点での15〜64歳人口は、10年時点と比べて約2割も減少
するという推計結果(13年3月推計)が出ている。
2つめは、足元の経営環境も16年2月の日本銀行によるマイナス金利政策の導入
以降、一層厳しさを増している。超低金利の状況において、預金と貸出金の
金利差である利ざやの縮小が進んでいるためだ。

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11月26日(火)
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